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DVDジャケットはかっこいい。 [映画やドラマ (アメリカ以外のやつ)]


マカロニ・ウエスタン 800発の銃弾

マカロニ・ウエスタン 800発の銃弾

2002年スペイン/監督:アレックス・デ・ラ・イグレシア
  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • メディア: DVD

さびれたウェスタン村で観光客相手のショーをやっているフリアン(サンチョ・グラシア)は、元映画スタントマンの飲んだくれ。同じくスタントマンだった息子を撮影中の事故で亡くしてしまった自責の念から抜け出せないでいる。 ある日、そんな彼のもとに初めて見る孫が突然訪ねてくる。やる気を取り戻したフリアンを中心にウェスタン村は活気づくが、村には大手企業による土地買収の危機が迫っていた!彼は800発の銃弾を手に、ある決断をする…というお話。(あんまり上手くまとめられんかった。ごめんなさい)

数年前にレンタルしたものの、その時は眠くて眠くて最初の15分ぐらいしか観られなかったので、こないだ改めて借りてみました。

話の枠組みだけ聞くと何だかとっても面白そうだと思ったんだけど、残念な結果に終わりました。
まず、ストーリーが転がり出すまでが長い。もっとテンポ良く進められそうなのに、全体的に冗長です。120分の映画だけど、90~100分ぐらいで良かったんじゃないかしら。

次に、主人公に感情移入しづらい。「普段は飲んだくれ、だけど実は影のある老スタントマン」なんて映画の題材としてはぴったりのハズ。なのに、彼がただの自己中に思えてしまうのは、所々にあるオーバーな演出のせいで心理描写が後回しになってしまったせいかも。ちょっとハシャギ過ぎなんで、もうちょっと落ち着いてみたまえ、エヘン。

話のラストは嫌いではないし、随所にハッとするようなカットもあります。イーストウッド先生や往年のマカロニウェスタン('60~'70年代に作られたイタリア製西部劇)に対する敬意もビシビシ感じられて微笑ましい。あと、孫の祖母、つまり主人公の(元)妻がラテン系のおばちゃんにありがちなダミ声の肝っ玉母ちゃん的女優さんで、ベタだけどそういうの好き。だからとっても惜しかった。

あと少し脚本を練れば…。あと少しテンポ良くなれば…。
と、脚本のことなんかまるで知らないド素人映画ファンは思いましたとさ。
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