SSブログ

巨大化が止まらない [映画やドラマ (アメリカのやつ)]


ロンリーハート

ロンリーハート

2006年アメリカ、ドイツ/監督:トッド・ロビンソン
  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • メディア: DVD

第二次大戦が終わって間もないアメリカ。かつての敏腕刑事エルマー(ジョン・トラボルタ)は、妻を自殺で失ってから現場から離れていた。一方、天才的な結婚詐欺師のレイ(ジャレッド・レト)は、騙すつもりで出会ったマーサ(サルマ・ハエック)と行動を共にするようになってからは、次第に手口が凶悪化していく。一線に復帰したエルマーと同僚チャールズ(ジェームズ・ガンドルフィーニ)により彼らは徐々に追いつめられていき…というお話。

棺桶に入れてほしい傑作『トゥルー・ロマンス』で、ヒロインのアラバマと壮絶な死闘を演じたことで(オレには)おなじみのジェームズ・ガンドルフィーニが出ているんで借りてみました。一般的には「『ソプラノズ』の主役」と言ったほうがずっと通りが良いはず。
ビデオ屋の棚に置いてあるときからB臭がプンプン漂っていたのですが、その異臭は家に帰って観終わるまでやっぱり漂い続けたのです。

割とどっしりと落ち着いて撮られているし話の進め方も標準的なので、そんなにダメダメっていうほどではないんだけど、全体的にもの足りなさが充満しているというか、イマイチ感があふれています。
例えば、「心に傷をもつ凄腕の刑事」なんていう設定は掃いて捨てるほど使われておるので、他とは違う何かもう一味欲しかったところ。特に奥さんがなんで自殺しちゃったのかあんまりハッキリとは触れられないままだけど、ここをもう少しちゃんと描けば良かったんじゃないかな(上から目線)。追われる側の詐欺師カップルのほうも、なんとなーく薄い。ほんで、追う側と追われる側のどっちに僕らは感情移入すればいいのかなって迷うときもあった。後で知ったんだけど、これ実話ベースらしいスね。

ところで、ガンドルフィーニが年々肥大化しているような気がするのだけど、大丈夫なのだろうか。定期的に『トゥルー・ロマンス』を観ないと発作がおきるという奇病を自分は患っていて、そのときに彼を見ると今より2/3ぐらい体積が小さい、あるいは体の厚みが薄いと思う。トラボルタも巨大化している気がするし、今のハリウッドではそういうのが流行っているのかな。絶対違う。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。