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エンド・クレジット終了後におまけ映像ありです [映画やドラマ (アメリカのやつ)]

『テネイシャスD 運命のピックをさがせ!』
2006年アメリカ/監督:リアム・リンチ
http://www.tenaciousd.jp/

ロックで成功をおさめようとハリウッドにやってきたJB(ジャック・ブラック)。ストリートミュージシャンのKG(カイル・ガス)と運命の出会いを果たし、バンド「テネイシャスD」を結成する。コンテストで優勝するために、彼らは悪魔が宿るという伝説のピックを探す旅に出るが…というお話。

僕は今でこそ「His Name Is Alive最高」だの「Idaヤバい」だのホザいてますけど、何を隠そう、中学生の頃はスジガネ入りのメタル少年でした。目覚ましタイマーを設定したラジカセから大音量で毎朝流れるのはメタリカの「エンターサンドマン」、休み時間には友だちとガンズの方向性について熱く議論し、家に帰ればメタル雑誌『BURRN!』を読みふける日々(特に巻末のディスクレビューを)。そんな頭の悪い青春時代を送った同胞(?)どもなら、きっと満足間違いなしの映画でした。

CA280187.jpgとにかく下らない。
ジャック・ブラックが同じくバンドマン役として主演した『スクール・オブ・ロック』がわりと万人向けだったのに対して、今回はチンコだのオナラだの、それこそ中学生が大喜びしそうなお下劣ネタ満載でぽっちゃりしたおっさん二人が突っ走ります。これだけ品のない笑いばっかりだと観てるほうは白けそうだけど、そこはジャック・ブラックが芸達者なもんだから難しいこと忘れてゲラゲラ笑っちゃいました。それと、やっぱり劇中にはふんだんにテネイシャスDの音楽が使われていて(※テネイシャスDはこの二人がやっている実在のバンド)ちょっとしたロック・ミュージカルの体をなしているんだけど、その曲のクオリティがいちいち高いのがグッド!やっぱジャック・ブラックすごいわ。サントラ欲しい。あと、ティム・ロビンスが意外な役で出てきます。彼が出てるって知らなかったもんだからちょっとビックリした。さらに、字幕監修というポジションで伊藤政則の名が…!

あ、そうだ。いい加減あなたたちは『ハイ・フィデリティ』観たんでしょうね!?あのときのジャック・ブラックも(主演じゃないけど)良い味出してる。映画そのものもすごく面白いし。しつこいけどオススメです。

CA280182.jpg8月はこの映画の公開が超楽しみ!
『テネイシャスD』と同じくメタル映画(?)の邦画『デトロイト・メタル・シティ』はちょっとつまらなそうだ。原作読んだんだけど、途中で飽きちゃった。


【7月31日追記】
今日の新聞によると、ジャック・ブラックは学生時代にティム・ロビンスと縁があったようですね。以下、引用です。
ジャック・ブラック  
1969年、米国カリフォルニア州出身。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)在学中に知り合った俳優ティム・ロビンスの監督デビュー作『ボブ★ロバーツ』でデビューする。

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