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プリズンだけどブレイクはしない方向で [映画やドラマ (アメリカのやつ)]


ラスト・キャッスル [DVD]

ラスト・キャッスル [DVD]

2001年アメリカ/監督:ロッド・ルーリー
  • 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
  • メディア: DVD

歴戦の英雄アーウィン(ロバート・レッドフォード)は、軍事作戦を遂行中に犯したある罪により軍刑務所に収監される。当初は大人しく刑期を務めるつもりだったが、所長のウィンター(ジェームズ・ガンドルフィーニ)による規則を無視した暴力的な管理体制に彼は反発をおぼえ、他の受刑者らとともにウィンターを辞任に追い込む「作戦」を計画するが…というお話。

こないだテケトーな感想を書いた『ウェルカム・トゥ・コリンウッド』と同じく、去年の年末にテレビでやってたのを録画してあって、最近やっと観ました。宇宙にもってくならこの1本『トゥルー・ロマンス』で、江頭2:50ばりのいやらしい笑顔を見せてくれることで(オレには)おなじみのジェームズ・ガンドルフィーニが出てるから録ってみた。あと、史上最高傑作TVドラマシリーズ『ソプラノズ』でも(オレには)おなじみ。いいかげん第6シーズンのリリースまーだー?

で、この映画。うーん、なんとも引っかかりがないというか平べったいというか…。全体的に薄い。つまんない。
権力をかさに圧政をしく憎き所長を、ムショ仲間からの熱い信頼のもとでカリスマ軍人がやっつける。どうだ、参ったか! 星条旗よ永遠なれ! みたいな(?)図式で描かれているっぽいんですけど、なんとなくヌルい描写のせいでそもそもこの所長はそこまで悪いことしてるかなぁと思っちゃう。つまり、ガンドルフィーニ所長をもっと徹底的にひどい奴として描きこまないと、レッドフォードおじいちゃんに感情移入できない。それと、刑務所に入れられるぐらい悪さした軍人たちが、いくら有名な指揮官だったからってそんなにほいほい従うものかしら。ヒロイックなラストシーンも、こっちは赤面しちゃうか寒くなるかっていうぐらいベタ。いまどき日本のドラマでもあんまり見ないよーアレはっていう感じ。

Gandolfini.jpgガンドルフィーニのあのニタニタ笑いが見たい、(主人公の旧友役として出てくる)デルロイ・リンドのあのアゴが見たい。そういう特殊な嗜好をもつ人以外にはおすすめできない映画でした。

きた。きたよー。中堅どころの役者名を羅列して悦に入る自己満足な時間がやってきたッ。
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