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たいくつきわまりない [映画やドラマ (アメリカのやつ)]


ブリッジ [DVD]

ブリッジ [DVD]

2006年アメリカ/監督:エリック・スティール
  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • メディア: DVD
アメリカ・サンフランシスコにあるゴールデンゲート・ブリッジ。ここは観光名所であると同時に、そこから身を投げる者も多数いる「名所」でもあった。この橋で自殺した人の遺族や生前の知り合い、自殺の目撃者、あるいは自殺未遂に終わった人たちのインタビューから、ふだん私たちが目をそらしがちな自殺というものを正面から…というお話。

「この映画を観て、人間のもつ命の尊さや儚さ、または自殺という手段に訴えるしかなかった者たちに対する社会の残酷さを考えざるを得なかった」とか何とか深刻ぶって書かないといけないのかしらと思ってたけど、実際観てみたらすんげえ退屈な作品でした。開始20分過ぎたあたりから、もうどうしようもなくつまらない予感がし始めて、ずっとDVDプレイヤーの時間経過の窓をちらちら見てた。で、睡魔と闘いつつ結局なんとか最後まで観たんですけど、少なくとも自分には得るものはなんにもなかったです。

いったい何が理由なのかは分からないけど、関係者それぞれのインタビューがまるで頭に入ってこない。心に響かない。オレの感受性があまりに乏しすぎるのが原因でしょうか。それとも、まどろっこしい編集の仕方のせいでしょうか。はたまた、実際に自殺者が飛び降りるショッキングなシーンと、叙情的な風景のショットが交互に出てくるという小ざかしい組み立て方のためでしょうか。たぶん、ぜんぶのせい。ぜんぶ、フィデルのせい。

不謹慎を承知であえて言うと、映画としてちっとも面白くないんだ。もっとも、こういうシリアスなテーマで「面白さ」はそもそも期待するべきではないという意見も中にはございましょう。でも、ほんとにそうかな。それが訴えるテーマが何であれ、主題や主張だけでは誰も納得させられないと思う。それを上手いこと見せる仕組みがないと。
うわっ、なんかこいつ語ってるー。
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