タイトルは意味深ですけれども [映画やドラマ (アメリカのやつ)]
元・有名作家で今は落ち目の夫バーナード(ジェフ・ダニエルズ)と現・人気作家の妻ジョーン(ローラ・リニー)は、長年の不和からついに離婚へ。二人の息子ジェシー(ジェシー・アイゼンバーグ)とフランク(オーウェン・クライン)は日替わりで父親と母親の家を行ったり来たりすることになる。ギクシャクした家族は皆がそれぞれの問題を抱えており…というお話。
ちょっと不思議なタイトル(原題も『the Squid and the Whale』)と、ちょっと面白そうなストーリーが気になって借りてみました。
長さが80分弱と短く、サクッと観られたのは良かった。まあまあ面白かったし。
ただ、不完全燃焼というか、煮え切らないものもけっこう感じました。これは、その曖昧なエンディングがどうとかではなく、突き放したような感じで家族一人ひとりを描いてたからかも。
もちろん、この映画が正統派のほんわか家族ドラマ(なにそれ?)を狙っているのではなくて、むしろ新しい家族の在り方やその描き方に注目すべきだっていうことはボンヤリながらも分かっているのですが、たまに絶賛されてたりする評判ほど面白いかなぁというのがオレの正直なところであります。
そういえばこの映画、ちょっと前によく名画座で『リトル・ミス・サンシャイン』と一緒にやってたような気がするんだけど、確かに『リトル~』が好きな人はこの作品も気に入るかもね。
2009-04-24 06:00
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