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骨 [映画やドラマ (アメリカのやつ)]

『ラブリーボーン』
2009年アメリカ/監督:ピーター・ジャクソン
http://www.lovelyb.jp/

14歳のスージー・サーモン(シアーシャ・ローナン)。可愛らしく快活な彼女は、父(マーク・ウォールバーグ)や母(レイチェル・ワイズ)、妹らに囲まれ、幸せな生活を送っていたが、隣人(スタンリー・トゥッチ)に拉致された上、殺されてしまう。事件の解決が長期化していく中、この世と天国との狭間でさまようスージーと、悲しみにくれ徐々に崩壊していく家族。そして、犯人の魔の手が再び…というお話。

例によって上記の下手くそ過ぎるあらすじでは一体どんなテイストの映画か分からないでしょうけど、不思議天国系&どきどきサスペンス&家族愛じんわり系です。ますます分からないよ馬鹿ッ。

RIMG0436.JPG上映時間は2時間を超える(たしか130分ぐらい)のに、その長さをほとんど感じさせない緊張感はナイスでした。それはきっと、犯人役のスタンリー・トゥッチという俳優さんによるところが大きかったように思う。なんかね、顔はそんなでもないのに、存在感がネットリしてるというか、とにかく不気味。

あと、劇中でトゥッチ演じる犯人が夜中にピコーンとひらめいて、図面をシャシャッと描いてノコギリでギコギコとDIY始めちゃうシーンがあるんだけど、「大きなキャビネット作る作る」言うては未だに設計図すら完成していないオレとしては、その行動力を大いに見習わなくてはならないと思った。

サスペンスちっくな緊張感とともに、じんわりした家族愛の描き方もなかなか良かったです。まず主人公のスージーさんがちょっと個性的なかわいらしさ&とっても爽やかで、だからこそ殺されて悲嘆に暮れる家族に感情移入してしまう。それと、おばあちゃん役で出てくるスーザン・サランドンのキャラがなかなか素敵。あと、『ソプラノズ』で(オレには)おなじみのマイケル・インペリオリを初めて劇場で観た気がする。インペリオリ…、間違いなく「声に出して読みたいジンガイ名」ランカーです。

ただ、事件の「解決」の仕方とか、死んでしまったスージーの存在の中途半端さ(?)とか、いまいちスッキリしない点もありました。だから、総じて言うと、まあまあ面白かったっつう感じ。最大の謎は、父親役のマーク・ウォールバーグの職業が会計士という設定だったこと。アメリカの会計士は、みんなあんなに腕が太いのだろうか。確かにねー、アメリカ製の電卓はすんごい重いしねー…って、重くねえよ! うわっ、またノリツッコミだ。ガクガク。
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