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邦題で損してる気がする [映画やドラマ (アメリカ以外のやつ)]


赤いアモーレ [DVD]

赤いアモーレ [DVD]

2004年イタリア、スペイン/監督:セルジオ・カステリット
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • メディア: DVD
外科医ティモーテオ(セルジオ・カステリット)が勤める病院に、ある少女がバイク事故で搬送されてくる。彼女は、なんとティモーテオの一人娘だった。生死の境をさ迷う娘の回復を祈る間、彼の胸に去来するのは家族の思い出、そして、数年前の夏に出会った一人の女性(ペネロペ・クルス)の姿だった…というお話。

オレの映画鑑賞動向を監視する闇の組織より、「ナニモイワズ、ナニモキカズ、ダマッテコノエイガヲミヨ!」という指令が下されました。恐怖のあまりバイクのシートをおしっこで濡らしながら近所のゲオに行ったものの在庫がなく、泣きながら向かったツタヤには置いてあったので、オレの命はことなきを得た。

RIMG3425.JPGやっつけとしか思えないひどい邦題とか、ジャケットの写真から想像する「ラテンのドロドロ愛憎劇」みたいなのとはちょっと違って、確かにそういう面も大いにあったにせよ、お話の主眼はペネロペ演じる薄幸女性の切ない想いであって、予想よりもずっと面白かった。ストーリーは完全に男性側の目線から、しかも後から考えるとすんごい自己中っぷりなんですけど、ペネロペの演技が良いせいか、はたまた自分が男だから気づきにくいのか、なぜか後味は爽やか。イタリア映画なんて久しぶりだったから、そういう意味でも新鮮でした。

写真は主役&監督の人。数学の秋山仁先生と鳩山由紀夫氏の中間っぽい。うん、明日にでも眼科行ってくる。
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