グランマ400のクラッチシュー交換 [バイク / のりもの]
いつも自分が半口開けながら乗っているヤマハ・グランドマジェスティ400(2006年型)のクラッチシューとクラッチアウターをちょっと前に交換しました。いわゆる駆動系というやつを今までにちょこちょこと替えてるんで、オレ用備忘録も兼ねてまとめてみる。ただし、この記事はデカスクに乗っていない人はもちろんのこと、同じ車種じゃないと1ミリも面白くないのでそこんとこよろしく。写真も一切無いです。
まず車両を買ったとき(上図【1】)。中古2000kmという状態で購入し、その引き渡しのとき、お店の人に「センタースプリングは純正と社外品が付属してますけど、どっち付けときます?」って聞かれ、「よく分かんないけど純正をわざわざ替えるってことは良くなるんだろうなー」程度の軽い認識で、社外品を付けといてもらいました。ウェイトローラーは替えられているのか不明とのこと。結局、もともとノーマル状態を知らないもんだから、その社外品の効果なんて分かりようもなく、Vベルトを2万kmで取り替えるまでそのままにしておきました。
その次(上図【2】)。ベルト交換時にセンタースプリングとウェイトローラーをどんな組み合わせにするか考えて、それまでのセンスプの固さ(10%UP)はもう少しマイルドなやつに、純正なのか違うのか正体不明のウェイトローラーはマジェスティ250用のものへと、それぞれ交換しました(過去ログ宣伝厨)。加速と燃費がバランス良くなればいいなという願いを込めて、このような組み合わせにしたのです。そして、クラッチシューも部品として買っておいて、もし中を開けてみて替える必要があるレベルまで減っているようだったら替えるという頼み方をしました(で、実際に替えた)。結果、加速はモタつきがなくなって、半面、燃費はさほど変わらず悪いまま。それにしても、2万kmでクラッチシューが無くなるって早いよね!? やっぱり乗り方悪いんかなー…。
みたいなことを考えつつ、さらに1万kmが経過(上図【3】)。東京から栃木までのツーリングへ行ったとき(過去ログ宣伝厨)に、往路の高速を下りたとたんに凄まじいクラッチジャダー(※クラッチがつながるときに振動が起きること)が発生。後日、バイク屋で見てもらうと、クラッチシューとクラッチアウターが偏磨耗しているためとのこと。まだ、たった1万kmしか走ってないのに! なんでだよー! 泣く泣くシューとアウターを新品に交換しました。総額4万以上かかったさ。ちなみに、偏磨耗の原因はちょっとハッキリとは分からないとのこと(※【2】でクラッチシューを替えてもらったとこと違う店で見てもらいました)。ただ、WRなど純正でないものに替えてあると、こういうトラブルが起きやすいという傾向はある…とも言われました。
このとき、お店の粋な計らい(?)で、特に指定はしなかったのにクラッチを新型の5枚バージョンで組んでもらってました。そしたら発進が違うのなんのって。つながり始めの回転数が一気に1000回転/分ぐらい下がって、ゼロ発進に関してはこのバイクを買ってからいちばんの元気良さに。もっとも、良いことばかりでもなく、今まではほとんど無かった(気がする)エンブレ時のジャダーが出始めました。それがどうにも気になって、もう一度お店に相談。「センタースプリングやWRを替えてあるせいかもしれませんね」とのことでした。だもんで、まずWRをグランマ400用の純正に戻してみたけれど、ジャダーは軽減こそすれ無くならず。結局、センタースプリングも純正に戻して、落ち着いた状態になり(【4】)、今に至るっちゅうわけです。
振り返ってみるに、クラッチシューだけ純正の5枚バージョンに替えておけば、こんなにもあれやこれやしなくて済んだのに…という後悔がなくはないけれど、終わったことはしゃーないッス。前を向いて、今日もトコトコ走るのみなんだぜ。あ、念のため言っときますけど、もしご自分のグランマをいじるときは自己責任でよろしくお願いいたします。
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No. | 走行距離 | クラッチシュー | センタースプリング | ウェイトローラー (WR) | 備考 |
【1】 | 約2,000km | 純正 (旧型3枚バージョン) | 社外品 (10%up) | 不明 | 中古として購入当時の状態がこれ。 |
【2】 | 約21,000km | 同上 | 社外品 (3%up) | 15g(グランマ250用)×8個 | Vベルトの交換時期が来たので、それと同時にクラッチシューとWRも交換。このとき、クラッチアウターは換えませんでした。 |
【3】 | 約30,000km | 純正 (新型5枚バージョン) | 同上 | 同上 | ツーリングに行った出先で強烈なクラッチジャダーが発生したために、後日点検してもらい、シューとアウターの偏摩耗が判明したので交換。 |
【4】 | 約31,000km | 同上 | 純正 | 純正 | まだジャダーが少し残っていたので、お店の人と相談してセンスプとWRを400純正へと交換。 |
まず車両を買ったとき(上図【1】)。中古2000kmという状態で購入し、その引き渡しのとき、お店の人に「センタースプリングは純正と社外品が付属してますけど、どっち付けときます?」って聞かれ、「よく分かんないけど純正をわざわざ替えるってことは良くなるんだろうなー」程度の軽い認識で、社外品を付けといてもらいました。ウェイトローラーは替えられているのか不明とのこと。結局、もともとノーマル状態を知らないもんだから、その社外品の効果なんて分かりようもなく、Vベルトを2万kmで取り替えるまでそのままにしておきました。
その次(上図【2】)。ベルト交換時にセンタースプリングとウェイトローラーをどんな組み合わせにするか考えて、それまでのセンスプの固さ(10%UP)はもう少しマイルドなやつに、純正なのか違うのか正体不明のウェイトローラーはマジェスティ250用のものへと、それぞれ交換しました(過去ログ宣伝厨)。加速と燃費がバランス良くなればいいなという願いを込めて、このような組み合わせにしたのです。そして、クラッチシューも部品として買っておいて、もし中を開けてみて替える必要があるレベルまで減っているようだったら替えるという頼み方をしました(で、実際に替えた)。結果、加速はモタつきがなくなって、半面、燃費はさほど変わらず悪いまま。それにしても、2万kmでクラッチシューが無くなるって早いよね!? やっぱり乗り方悪いんかなー…。
みたいなことを考えつつ、さらに1万kmが経過(上図【3】)。東京から栃木までのツーリングへ行ったとき(過去ログ宣伝厨)に、往路の高速を下りたとたんに凄まじいクラッチジャダー(※クラッチがつながるときに振動が起きること)が発生。後日、バイク屋で見てもらうと、クラッチシューとクラッチアウターが偏磨耗しているためとのこと。まだ、たった1万kmしか走ってないのに! なんでだよー! 泣く泣くシューとアウターを新品に交換しました。総額4万以上かかったさ。ちなみに、偏磨耗の原因はちょっとハッキリとは分からないとのこと(※【2】でクラッチシューを替えてもらったとこと違う店で見てもらいました)。ただ、WRなど純正でないものに替えてあると、こういうトラブルが起きやすいという傾向はある…とも言われました。
このとき、お店の粋な計らい(?)で、特に指定はしなかったのにクラッチを新型の5枚バージョンで組んでもらってました。そしたら発進が違うのなんのって。つながり始めの回転数が一気に1000回転/分ぐらい下がって、ゼロ発進に関してはこのバイクを買ってからいちばんの元気良さに。もっとも、良いことばかりでもなく、今まではほとんど無かった(気がする)エンブレ時のジャダーが出始めました。それがどうにも気になって、もう一度お店に相談。「センタースプリングやWRを替えてあるせいかもしれませんね」とのことでした。だもんで、まずWRをグランマ400用の純正に戻してみたけれど、ジャダーは軽減こそすれ無くならず。結局、センタースプリングも純正に戻して、落ち着いた状態になり(【4】)、今に至るっちゅうわけです。
振り返ってみるに、クラッチシューだけ純正の5枚バージョンに替えておけば、こんなにもあれやこれやしなくて済んだのに…という後悔がなくはないけれど、終わったことはしゃーないッス。前を向いて、今日もトコトコ走るのみなんだぜ。あ、念のため言っときますけど、もしご自分のグランマをいじるときは自己責任でよろしくお願いいたします。
タグ:グランドマジェスティ
参考にさせていただきまーす
by グラマ400 (2018-06-22 10:45)
よろしくどうぞー
by ビキ (2018-06-30 01:03)