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ただでさえ渋谷こわいからもっとゆっくりしゃべって [映画やドラマ (アメリカのやつ)]


127時間

127時間

2010年アメリカ/監督:ダニー・ボイル、サイモン・ビューフォイ
  • 出版社/メーカー:
  • メディア: DVD
ユタ州の大自然の中、いつもの週末と同じようにたった一人でロッククライミングに出かけた青年(ジェームズ・フランコ)だったが、誤って大地の割れ目に転落し、大きな岩に右手を挟まれたまま身動きがとれなくなってしまう。行き先を誰にも告げず、通信手段も持たぬ彼は、死が迫り来る絶望的な状況の中で懸命にもがくが…というお話。

ダニー・ボイル監督の前作『スラムドッグ・ミリオネア』は、まあまあ面白いとは思うものの、あそこまで絶賛される理由はよく分からなかった。じゃあなんでこれ観たのっていうと、あんまり監督が誰とか関係なくて(え? じゃあ上の文章いらねえし!)、大自然でのサバイバルものというストーリーに惹かれたのかも。ちょっと『イントゥ・ザ・ワイルド』っぽいしね。

RIMG4475.JPG場所は渋谷のシネ・クイントにて。この映画館って、前回観た映画の半券持って行くと1000円に割引きしてくれるから、きたねえ財布の中に取っといた『180south』の半券をカウンターで出してみた。すると受け付けのお姉さんに「前回割り引きの…∂※⊆∪±ので…#∈∮∇Åです」って早口で言われてポカーンとしつつも、たぶんダメって言われたんだなと解釈。おとなしく1800円払いました。どうやら、オレは前回も割引きで観てたらしく、その場合は無理ですってことみたい。自分みたいなトンマが多いと見えて、エレベーター脇にちゃんとその旨が掲示してあったし、自分みたいなタゴサクが多いがために、受け付けのお姉さんも説明が滑らかになったのでありましょう。ふー、内容と関係ない前置きが長すぎるんですけどー。

これ、実話ベースっていうのがすごい。自分だったら「12.7時間」で諦めるわ。その絶望的な127時間、もちろん困難の連続なのだけど、そうした過酷な状況で主人公が思い出すのはやっぱり家族や自分と深い関わりのあった人たちのことなのね。そうして、いきおい内省的になって、いままでの生き方をも見つめ直す。相当に脚色は入っているだろうけれども、見応えはありました。少なくとも『スラムドッグ~』よりは好き。あと、やっぱジェームズ・フランコが良いね。上手いと思った。
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