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イゴシナきたる [音楽]

おらが町にピアニストがやって来た! ロシアからピアノ弾きがやって来た!

igoshina.JPGあれは今年の2月か3月頃のことでしょうか、ついカッとなって中古の電子ピアノを買ってしまったのは。理由? ピアノという楽器を弾いてみたかったから。それ以外に何かあって?
そいでね、いつも通っている市のスポーツセンターには多目的ホールも建っていて、そこの掲示板に、有名(っぽい)ピアニストが外国からやって来るとポスターが貼りだされていたわけさ。こりゃあ行くしかないでしょ。

…まさかこの自分が、クラシックなんてまともに聴いたことのなかった自分が、街で開かれるピアノリサイタルというものに、自腹を切って、一人で、見に行くような日が来ようとは夢にも思わず。読点多すぎ。
RIMG5268.JPG5月某日。自分で適当に決めた豚用トレーニングメニューをこなして汗だくになったあと、シャワーを浴びてからのリサイタル開始30分前。うわ、すごい並んでいる。そしてジジババ率が非常に高い。お上品にキメた60代ぐらいのお嬢さんたちの横に、まだ少し息の荒いゴリラ一頭がちょこんと席をとり、いよいよ演奏開始です。

まず前半戦(戦?)はショパン。し、知っているんだな。ショ、ショパンという名前だけなら、知っているんだな。あーー、ちょう上手え。この女の人、ちょうピアノが上手え。タリラリラリラリ、ダダダッ、ドルルルルル~♪的な。オレよりは確実に耳が肥えているであろうジジババたちからも想像以上の演奏に対する感嘆のため息というか、一種、ヤバい人呼んじゃったどうしようという戸惑いのようなものが感ぜられたのです。約1時間後、休憩を挟んでの後半戦はムソルグスキー「展覧会の絵」。カスペルスキー的な? ミノフスキー粒子的な? …って、このメロディ、聴いたことある! オレのような門外漢のことも考えて、なるべくポピュラーな選曲をしてくれたのかしらん。そんでやっぱ上手え。つごう2時間も全力で弾き続けて平気な顔してるのもすごいな。ふー、おじさん大満足でした。ちなみに、自分のピアノの腕のほうはそれ以降ちっとも上がっておりませんわよ、オホホホ。

これがそのヴァレンティーナ・イゴシナさん。オレも、いつかこれぐらい弾けるようになるんだッ!(白目)


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