みゆきとしゅうごろう [読んだ本 / 好きな文章]
■ 宮部みゆきの『火車』を読んだ。つっても1年以上も前の話。だから、今さら感想を書こうにも、もうあんまり細かいこと覚えていない(当たり前!)んだけど、世間で絶賛されているほど面白いとは思わなかったっていうのが偽らざるところ。宮部みゆきを初体験した『返事はいらない』っていう短編集よりは楽しめたものの…。「山本周五郎賞に輝いたミステリー史に残る傑作」にこんなクソ虫ふぜいが偉そうなこと言ってサーセン(><) なんかね、とっかかりがないまま読み終わってしまったというか、どこらへんで盛り上がれば良いのか分かんないまま最後のページにたどり着いてしまったというか。
■ 強引に山本周五郎つながりでついでに書かせてもらいますと、シューゴロー先生による『ちいさこべ』も同じ頃に読んだよ。きっかけは望月ミネタロウによるマンガ(『ちいさこべえ』)を先に読んでいたことで、マンガはその時点では完結していなかったものの、たいそう面白くて、これなら原作もさぞや…しかも山本周五郎なんだし…って、思わず文庫本を手にとってしまった次第。マンガとは時代設定の他にも相当違う部分があったけれど、やっぱり爽やかな読後感といいましょうか、さっぱりした短編でかなり良かったよ。マンガ版(全4巻)も激しくオススメ。
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■ 強引に山本周五郎つながりでついでに書かせてもらいますと、シューゴロー先生による『ちいさこべ』も同じ頃に読んだよ。きっかけは望月ミネタロウによるマンガ(『ちいさこべえ』)を先に読んでいたことで、マンガはその時点では完結していなかったものの、たいそう面白くて、これなら原作もさぞや…しかも山本周五郎なんだし…って、思わず文庫本を手にとってしまった次第。マンガとは時代設定の他にも相当違う部分があったけれど、やっぱり爽やかな読後感といいましょうか、さっぱりした短編でかなり良かったよ。マンガ版(全4巻)も激しくオススメ。
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