だからおまえは一体いつの話をしてんだよっていう感じですけど、5月末ごろに『大友克洋GENGA展』を観に行ってきました。
オレ史上ナンバーワン漫画はいまだに『AKIRA』であって、なかなかそのランキングは塗り替えられそうにない。その作者の原画展が開催されるとあれば、行かずにおられようか(いや、いられない)。 |
んで、実際の原画たち。やっぱ上手え。いや、分かっていはいるんだけど、本物を目の前にすると「…上手い」って言っちゃう。オレが先述の『AKIRA』を好きなのも、奇抜なストーリー展開もさることながら、それを支える画力にビックラこいたっていうのが大きいんスよね。職人気質つうか。だから、その原稿を生で見ることができただけで十分満足。ローチケの件もいちおう許す。もちろん『AKIRA』だけではなくて、初期作品から一般企業の広告用イラストまで、展示されている原画はかなり幅が広かったよ。それと、客層(?)も、いかにも…なオタ層から、オレのような中年の不審者、はてはカリアゲ&ダボダボパンツみたいなリアルおしゃれボーイまで、色んな人が見に来ていた。 |
この写真は誰が撮ったのかって? バイクにまたがるために並んだ行列で、自分のひとつ前に並んだ青年が「あのー、写真撮ってもらってもいいですか?」と頼んできたから二つ返事でOK、その代わりにオレのも撮ってもらったというわけ。ギークどうしの絆は強いものだ。 |
秋葉原の駐車場に停めたバイクにまたがってスラム街へ帰る途中、気分はもちろん『AKIRA』の金田ね。オレのグランドマジェスティは、ものすげーマイルドで乗りやすい車種にも関わらず、道中「ピーキー過ぎてお前にゃ無理だよ」と何度つぶやいたことか…。お薬、一週間分出しておきますね、お大事に。 |