フジロックに行ってきた=3

新潟県は苗場スキー場にて開催された野外音楽フェスティバルであるところの「フジロックフェスティバル2010」に行ってきました。

会期(?)は7/30(金)～8/1(日)の３日間だけども、参戦したのは初日・金曜のみ。「30日のトリを務めるMUSEを観に、行　か　な　い　か？」と誘ってくれたみゅーず博士とともに、バイクで二人乗りして突っ込んできたよ。

ちなみに、誰も知りたくないオレのフジロック歴としては、97年の第１回にて泥まみれのゾンビになりながらレッチリを観て以来13年ぶり２回目。ブランクが空きすぎていておっさん怖い。

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集合場所の東京・荻窪を朝８時に出発し、高速道路をひた走って、苗場の会場には午後１時頃に着きました。ただ、これは途中でサービスエリアプレイに興じ過ぎたり、宿に寄って荷物を預けたりしていたからで、ノンストップで突っ走れば３時間ぐらいで着けた気がする。

最初に止まった関越道・高坂SAで朝からカツ丼をがっつり食べて、外では「プチロックフェスティバル」なるイベントがやってた。

先着順でiTunesのカードがもらえるという極秘情報をもとにおねだりしたら、３曲分のタダ券がもらえたよ。乞食おつ。

高速に乗り始めた頃までは雨がぱらついてたんだけど、到着すると会場は晴れ。暑い。バイクを停めてから、とりあえず行列に並びます。 そうそう、来年以降バイクで行ってみようとしているおまえらは、ぜひヘルメットを入れられるビニール袋を持って行くといいよ。バイク停めておくあいだ、雨に降られても安心だから。情弱のオレ以外はみんなそうしてた＼（＾ ＾）／

この行列が目指す先はチケットとリストバンドとの交換所。列はすんごい長かったけど、意外とサクサク進んだからあんまり気にならなかった。並んでいる間、みんなの長靴ウォッチをしていました。「日本野鳥の会の長靴」が大人気の様子。

いよいよ入り口までたどり着きワクワクしている豚が一匹。

おおおーーー。これがグリーン・ステージっちゅうやつか！メインの会場でございます。

着いたときはクリブズというバンドが熱演中でした。このあと、ミュートマスを最初から最後まで観たよ。

ラテン系セクシー店員がバカでかい鍋で作っているパエリア。この日に夜食として買って帰り、宿で食べたさー。他にも、もち豚串＆丼、ケバブ、富士宮やきそば、タコライス、五平餅などなど食べまくった。ブヒヒ。

ツノ？ グリーン・ステージを離れて、奥のほうへずんずん探検します。この頃から、また天気が悪くなってきた。

ホワイト・ステージ。グリーンに次いで、２番目にデカいとこ。

他のステージに移動するために、板を張られた歩道が作られていました。なんか、軽いトレッキングやないかー。

その途中にあった不思議なオブジェ。

オレンジ・コート。 そう、だんだんコメントが雑になってきたことにお気づきですね。

もうグッチャグチャでございます。

会場のほんとに端っこのほう。みんなで太鼓叩いてトランスしてた!

怖くなって引き返してきて、ここはフィールド・オブ・ヘブン。

さらに引き返してきて、小さなステージ、アバロン。 あとから考えると、ここらへんが一日の疲労がピークに達した頃でした。夕方ぐらいにけっこう強い雨が降ったし。１３年ぶりにゾンビと化し、ケバブと富士宮やきそばをかきこむ。

こんな風に広い会場をぐるっと回ってグリーン・ステージに戻る最中、ホワイト・ステージで観たスペシャル・アザーズ。「お名前だけは伺っておりました…」という感じのバンドだったけど、なんだかとっても良かったです。あざーっす。

カッ!!! ほうほうの体(てい)でグリーン・ステージに戻り、後方の山の斜面に腰掛けて待つこと小一時間、ついにミューズの登場。ぜーーい、うぃる、なっと、ふぉーーす、あーーーす。

いままでミューズのことを、若いコにワーキャー言われるようなアイドルっぽいバンドだと思ってたけど、生で聴いたらパワフルですげえギターロックだった。曲かっこいいし演奏上手いしで、まじすいませんでした。ただ、同行のみゅーず博士は実際にワーキャー言ってピョンピョン飛んでた。 おミューズの余韻覚めやらぬ中、24時過ぎに会場を出て宿に向かいました。

：： ：： ：： ：： ：： ：： ：： ：： ：： ：： ：： ：： 次の日(土曜日)は快晴。雨もつらいけど晴れて暑い中見るのも厳しいだろうなあなんて考えながら帰途につきます。写真は関越道・赤城高原SAの「トマQソフト(ミックス)」。美味しい。でも、生の野菜を挿す必要はないんじゃないかしら。 ヒズネームとかヒズネームやヒズネームなど、特に大好きなバンドが出るわけでもなく、たまにはフェスもいいかもなぐらいの軽いノリで行ったわけですけど、すごく楽しかった! やっぱり野外で大音量の音楽を聴くって、ただそれだけでなんとも言えない気持ちになれるし、おまけにいろんなバンドをいっぺんに楽しめるしで。そして、なによりもフェスティバルの文字通り、「お祭り」の雰囲気にひたれるのが最高。雨降ったりクソ暑かったりすんのに、みんなが楽しそうな顔して音楽を聴いてるんスよね。それが素晴らしいのだ。