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ヨ・ラ・テン、グッジョブ [映画やドラマ (アメリカのやつ)]


アドベンチャーランドへようこそ [DVD]

アドベンチャーランドへようこそ [DVD]

2009年アメリカ/監督:グレッグ・モットーラ
  • 出版社/メーカー: ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント
  • メディア: DVD
80年代末のアメリカ。大学院への進学が決まっていたジェイムズ(ジェシー・アイゼンバーグ)だったが、家庭の事情により急遽その費用を捻出しなければならなくなる。しぶしぶ一夏のアルバイト先として選んだのは地元の寂れた遊園地「アドベンチャーランド」。安い給料、つまらない仕事、おまけにさえない同僚ばかり…かと思いきや、そこには影のある美少女エム(クリステン・スチュワート)も働いていて…というお話。
※アメリカは秋からが新学年の始まりなので、夏休みは学年(あるいは学生)最後の休みとなります。念のため。

ビル・へイダー.jpg「自分探し」みたいな映画ばっかり続いてサーセン。たまたまです。
超絶感動大作『イントゥ・ザ・ワイルド』のかわい子ちゃん役…というよりも、世間的には『トワイライト』シリーズのヒロインと言ったほうが圧倒的に通りが良いクリステン・スチュワートが出てるっていうことと、ほろ苦インディーズみたいな映画がわりと好きっていうことで借りてみました。

実際は、確かにほろ苦的要素があるにはあったにしろ、観終わって考えるとただの職場恋愛っつうかメロドラマっつうか、想像とは違ってあんまり面白くなかったです。オレが勝手に期待していたのは、世間知らずの大学(院)生が、いろんな事情を抱えながら遊園地で働く色んな人たちとの出会いを通じて内的な成長を…みたいな話でした。ところが、映画の最初と最後で、主人公ぜんぜん成長してないじゃん。がっかり。
かように、自称映画ファンというものは、自分の期待したストーリーでないというだけで駄作扱いをするきらいがあるのです。本当に恐ろしいことです。

マーティン・スター.jpgキャスティングについて。
『イカとクジラ』のとき(過去ログ宣伝厨)もチラッと思ったんだけど、どうも主役のジェシー・アイゼンバーグという俳優に感情移入できない。決して演技が下手だとは思わないんだけどなあ。なんでだろ。こんど観に行こうと思ってる『ゾンビランド』も彼が主役なんで困った。今から何とかならないかな。CGとかで。

それより、遊園地のマネージャー役の人(ビル・ヘイダー=写真1枚目)と、同僚のメガネ君(マーティン・スター=写真2枚目)が良かったです。マネージャーはオーバーアクションがウケるし、メガネ君はほろ苦的要素に貢献していたから。

あ、そうだ。音楽も良かったよ。お話の設定が80年代後半っていうことで、挿入曲もその時代のものが多かったと思うんだけど、その選曲がなかなか素敵。いったい誰が担当じゃいと思ったら、われらが(?)ヨ・ラ・テンゴでした。納得。
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