デュー・デート ~出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断~ Blu-ray & DVDセット(初回限定生産)

2010年アメリカ/監督:トッド・フィリップス
  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: Blu-ray
妻の出産予定日(=due date)に間に合うよう、帰りの飛行機に急ぐピーター(ロバート・ダウニー・Jr)。しかし、離陸直前、隣に座るむさ苦しい男イーサン(ザック・ガリフィアナキス)と思わぬトラブルとなり、ついには二人とも飛行機から搭乗を拒否されてしまう。財布を含む荷物一切を失くしたピーターは、イーサンが運転するレンタカーにしぶしぶ同乗し、妻のいる病院を目指すが…というお話。

そんなに期待していたわけではなく、ほんとに暇つぶしとして借りてみた。この監督が、ヒットした『ハングオーバー』を撮った人っていうのは今知ったよ。
つまんなくはない。でも、大して面白くもなく。なんとも中途半端な一本でした。おっさん二人のズッコケ珍道中はそこそこ笑えるものの、そのどちらにも全然シンパシーを感じないというか、(笑いだけじゃなく)ドラマチックな演出も目指しているっぽい気がするくせに、二人の感情の起伏があんまり伝わってこない。たとえば『俺たちフィギュアスケーター』みたいに突き抜けたバカ映画なら、ぜんぜんそんなこと気になんないんだけどね。

チョイ役として、ジュリエット・ルイスが出てきてびっくり。あんまり変わってないなー。バンド活動のほうはどうなっているのかしら? あのインディアンっぽいジャケットのアルバム、好きなんだな。



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そんなことよりもナンバープレートですよ、ナンバープレート。劇中、二人が乗るレンタカーのナンバープレートがご覧のとおり付いてなかったの。で、このナンバー未装着のシーンをアメドラでも前からちょくちょく見かけたことがあって、ちょっと気になっているんだよねー。


『デクスター』でも、ほら!


『コールドケース』でも、ほらほら!


最初に気づいたのが確か『デクスター』で、上の写真はアゴが魅力的な女性刑事の乗る車。で、この『コールドケース』も、その吹き替えがたまらない主人公リリー・ラッシュ刑事の乗る車。

してみると、もしかしてアメリカの刑事が乗る車両っていうのはナンバープレートを付けなくて良い特権がある? でも、そんなことしたら悪い人たちに一発で「デカが乗る車だ!」ってバレちゃう? だから、実際の法規うんぬんではなく、ナンバーを映したくないっていうドラマ撮影上の制約? けどそれだったら偽のナンバープレート付けときゃよくね?

みたいなことをグズグズじめじめねちょねちょ考えていたってわけ。そこにきてこの『デューデイト』でもレンタカーがナンバープレートを付けていないものだから、さぁ大変☆彡ググレカスとでも言われそうですけど、ググっても分かんなかったカスはどうすればいいかしら。