「私がソロで歌うあいだ、後ろで涙してうっとり見つめる役☆」 [映画やドラマ (アメリカのやつ)]
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さいきん映画館で観たやつをまとめてドン [映画やドラマ (アメリカのやつ)]
ナンバープレートの謎 [映画やドラマ (アメリカのやつ)]
デュー・デート ~出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断~ Blu-ray & DVDセット(初回限定生産)
2010年アメリカ/監督:トッド・フィリップス- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- メディア: Blu-ray
妻の出産予定日(=due date)に間に合うよう、帰りの飛行機に急ぐピーター(ロバート・ダウニー・Jr)。しかし、離陸直前、隣に座るむさ苦しい男イーサン(ザック・ガリフィアナキス)と思わぬトラブルとなり、ついには二人とも飛行機から搭乗を拒否されてしまう。財布を含む荷物一切を失くしたピーターは、イーサンが運転するレンタカーにしぶしぶ同乗し、妻のいる病院を目指すが…というお話。
そんなに期待していたわけではなく、ほんとに暇つぶしとして借りてみた。この監督が、ヒットした『ハングオーバー』を撮った人っていうのは今知ったよ。
つまんなくはない。でも、大して面白くもなく。なんとも中途半端な一本でした。おっさん二人のズッコケ珍道中はそこそこ笑えるものの、そのどちらにも全然シンパシーを感じないというか、(笑いだけじゃなく)ドラマチックな演出も目指しているっぽい気がするくせに、二人の感情の起伏があんまり伝わってこない。たとえば『俺たちフィギュアスケーター』みたいに突き抜けたバカ映画なら、ぜんぜんそんなこと気になんないんだけどね。
監督は『マイ・レフトフット』とかのジム・シェリダン [映画やドラマ (アメリカのやつ)]
愛する妻グレイス(ナタリー・ポートマン)と二人の娘に囲まれ、幸せな生活を送っていたサム(トビー・マグワイア)は、アフガニスタンへの出征を再度命じられる。しばらくののち、戦地においてサムが乗るヘリコプターが撃墜されたとの残酷な知らせが家族に届く。悲しみに包まれる一家を不器用ながらも励ましたのは、サムの弟であり、一家の厄介者とされていたトミー(ジェイク・ジレンホール)だった。月日が流れ、トミーとグレイスが惹かれあう中、アフガニスタンで戦死したと思われたサムが救出される。家族の元へと帰還したサムは、しかし、過酷な体験を経て別人のようになっており…というお話。
これ、実はあんまり期待していなかった。でも、めちゃくちゃ良かったです。泣きました。いや、泣けたから良いっつうんじゃないんだけど、濃密な人間ドラマとでも言いましょうか、非常に重苦しいテーマを真正面から描いている。で、家族みんなの内面が観ているこちらにグサグサ刺さってくる。オレは合衆国海兵隊員でもなければアフガンでの戦闘体験もないですけど、かつての己とは違ってしまった自分に苦しむサムの苦悩は伝わってきたし、オレはムショ上がりの弟もいなければそもそも男の兄弟をもっていないですけど、家族のためになんとか力になれないかと奮闘するトミーの健気さ(?)もよく分かった。そして、全体を覆うやるせなさ。ネガティブな感情のはずなのに、なぜか見入ってしまう。最後に一縷(いちる)の望みみたいなものが見られたのも良かったな。
主演のトビー・マグワイアとジェイク・ジレンホールとナタリー・ポートマンっていうだけで(派手さはあんまりないものの)かなり豪華キャスト。みんな上手い。最初、トビー・マグワイアが兵士役って、ちょっとヒョロすぎて合わないんじゃないかしらと思ってた。だけど、実際に観てみるとあんまり気にならない。ジレンホールはいつもながらナイス。ナタポはやっぱり綺麗。脇を固める人たちもみんな素晴らしかった。それは以下にて。
脚本がデイヴィッド・ベニオフ。『25時』の原作を書いた人です。あれは映画と小説、両方とも好きだ。 |
兄弟の父親役で、弟に辛辣なことばかり言う頑固親父としてサム・シェパード。もう、これ以上ないっていうぐらいハマってた。 |
トビー・マグワイアの上官役でクリフトン・コリンズJr。『サンシャイン・クリーニング』のときと同様、確かな存在感。いま、そこにあるクリフトン・コリンズJr、みたいな。え? |
いまをときめくマリガンさんちのキャリーさんもチョイ役で出てきた。 |
そんで、いちばん驚いたのがこの子。オレの撮り方が下手なせいで死体みたいな顔色してるけど、演技力がすさまじく高かった。まさしくこの「風船のシーン」が本作のクライマックスだったように思う。 |
もはや宗教じみている [映画やドラマ (アメリカのやつ)]
新しいテレビを買っていちばん最初に観る映画は、オレ史上最高傑作『トゥルー・ロマンス』ともちろん決めておりました。で、前まで使っていたハードディスクレコーダーがデジタル放送に対応していなかったため、テレビと併せて新しいレコーダーも泣く泣く購入、だけどもそいつはブルーレイが再生できる。そう、こうなったら新しいテレビで、ブルーレイ画質で、『トゥルー・ロマンス』の大上映会やで!