『バーン・アフター・リーディング』
2008年アメリカ、イギリス、フランス/監督:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
http://burn.gyao.jp/

フィットネスクラブで働くチャド(ブラッド・ピット)は、職場の更衣室で一枚のCD-ROMを見つける。その内容はCIAがらみ。それをネタに彼は同僚の整形マニア・リンダ(フランシス・マクドーマンド)と「協力」して、持ち主と思われるCIA職員オズボーン(ジョン・マルコヴィッチ)を恐喝しようとする。しかし、オズボーンの妻(ティルダ・スウィントン)と不倫関係にある連邦保安官ハリー(ジョージ・クルーニー)はリンダとも出会い系サイトで偶然知り合っており…というお話 (ちょう下手くそなまとめですいません)

自分の好きなコーエン兄弟の新作だっつうから、無条件で観に行きました。つっても、さいきんの『レディ・キラーズ』とか『ディボース・ショウ』はまだ観てないっス。さすが、えせ映画ファン。

うん、まあまあ面白かったです。いつも通り(?)登場人物の相関が入り組んでいて、まさにそこを楽しむようなコーエン兄弟の映画まんまで。ぼんやり観てると突然出てきてびっくりする暴力描写も、やっぱりありました。で、ぼんやり観てたからやっぱりびっくりしたー。

ただ、ブラピとかジョージ兄さん目当てでこの映画を観に行くと、ちょっと肩透かしをくらうかもね。確かにキャスティングは豪華なんだけども…。なんとなく、「自称映画好き」どうしが観に行ってニタニタ楽しむ感じの作品っぽく感じました。