こないだ、東京・お台場の日本科学未来館で開かれていた「デジタルコンテンツEXPO 2009」。今こうしてキーボードで打つまでその正式名称すら知らなかったこのボンクラが、げーむ博士に誘われてお台場まで行ってきました。目的は任天堂の宮本茂さんの講演を聴くこと。そう、「マリオ」や「ゼルダ」を作ったあの人です。


ここ最近でこそメリケンの作ったゲーム機ばっかりやってますけど、オレも小学生のころはご多分にもれずファミコンに夢中になったクチなので、誘われたときから楽しみにしてました。


予定されていた1時間のうち、最初の10分ぐらいで「創(つむぎ)賞」という賞の贈呈式が行われて、その後、東大大学院の教授・河口洋一郎さんとの対談形式で宮本さんの半生を生い立ちから少しずつ話してもらうという感じでした。

宮本さんの話はとても魅力的で、キャラクターはとにかくポジティブ。なおかつ大物ぶってないところが素敵だなと思いました。若いころ何を考えていたかとか、普段の仕事ぶり、日本とアメリカのマーケット(?)の違いなどなど、話は多岐に渡っていたけど、会場に集まる(オレ以外の)熱心な任天堂ファンたちの熱心なまなざしは終始ステージに熱く注がれていた、トイイマス。とっても濃い一時間でした。ちゃんと内容を知りたい人はこちらへ…。はい、丸投げキター。

http://gamez.itmedia.co.jp/games/articles/0910/27/news082.html


あと、特筆すべきは東大の河口先生のグダグダっぷり。脈絡がなかったり、つかみどころの無い質問をされて困り顔の宮本さんを見てさらに困惑する聴衆たち…。とにかく、先生は聞き手の体(てい)を成していないのが脅威的ですらありました。ただ、最初は戸惑いムードが立ち込めた会場も、最後は「このグダグダトークを温かく見守ろう」というほんわかムードにいつの間にか変わっていた、トイイマス。それを含めて、すっごく楽しかった。



メイン会場らしきフロアでは、企業や大学がいろんなハイテクメカを出展していました。あと、個人のCG作品(主に巨乳美少女)なんかも多数あり。

中でも、とりわけ目立っていたのが3D技術っつうんですか、ああいうの。ただでさえいまだにブラウン管でテレビ見てるもんだから、びっくりしちまいました。飛び出してくんの、グワーァって! バーンッって! オギャァーって! おめでとうございます、元気な女の子ですよー。