孤独な読書 [読んだ本 / 好きな文章]
さいきん、本を読むことがまた面白くなってきました。と言っても、ほんとにちょっとずつだけど…。
中高生のころ、自称読書好きではあったのですけど、ここんとこすっかりご無沙汰で。時間があればビデオ屋で借りてきた連ドラをずーっと観たり、血まみれ殺人テレビゲームを夜通しやったりして、「本を開いて活字を追う」っていう行為自体がなんだかおっくうなものになっていたのです。もう、ダメ過ぎる。カツマカズヨに殴られる。
そんなおっさんが、読書の本質とは何たるかについて、思わず共感してしまう文章を見つけたので、あつかましくも引用させてもらうコーナーがここです。でも、ほんとに読書って(良い意味で)孤独なのだなって思う。一人ぼっちだけど一人じゃない、みたいな。なにそれ。
中高生のころ、自称読書好きではあったのですけど、ここんとこすっかりご無沙汰で。時間があればビデオ屋で借りてきた連ドラをずーっと観たり、血まみれ殺人テレビゲームを夜通しやったりして、「本を開いて活字を追う」っていう行為自体がなんだかおっくうなものになっていたのです。もう、ダメ過ぎる。カツマカズヨに殴られる。
そんなおっさんが、読書の本質とは何たるかについて、思わず共感してしまう文章を見つけたので、あつかましくも引用させてもらうコーナーがここです。でも、ほんとに読書って(良い意味で)孤独なのだなって思う。一人ぼっちだけど一人じゃない、みたいな。なにそれ。
私は本を読むという行為の本質は、孤独のなかにあると考えています。人間が実際に体験できる世界は、実際の世界の本当にわずかな一部にしか過ぎません。しかも、それを体験によって知っていくときに、私たちは、多くの喜びを受け取ることも事実ですが、もう一方では、多くの苦しみや犠牲を代償に払わなければなりません。
書物は、そうして得られた自分の世界に対して、いとも容易くそれとは別の「世界」を私たちに見せてくれます。…(中略)…文字で描かれた世界というのは、映像の世界のように、一つの可能性だけが実現してしまっているのとは違って、百人の読者がいたら、百人の受け取り方ができるような、文字通り「可能的な」世界であるのです。
個人が書物と向かい合っているとき、その個人は、人生における経験も、知識も、味わった喜びの大きさも、流した涙の量も、それぞれがまちまちです。それでよい、というか、それしかあり得ないのですから、書物から何を読み取るか、ということは、およそ個人的なことなのです。
(村上陽一郎 『困った注文』より)
オラも久々に本読んでます。
「インドなんて二度と行くか!ボケ!!」
さくら剛
面白過ぎて電車で5ページしか読めません。
by たろ芋 (2009-11-19 14:19)
そのペースだと、読み終わるまで相当かかりそうだなあ。
なんかのアンケートで、毎月どれぐらいのペースで本を読んでいるか
っていう質問に対して、2~3冊っていう人が結構いてびっくりした。
全然そんなに読んでないよー。
by ビキ (2009-11-20 02:13)
ポックンはドストエフスキー面白すぎて読み進めてません。あまりに面白すぎて、日常生活に入ってきそうなのでストップしてます。なんつーか、文学は毒がたんまり入ってる。毒以外なにものでもないな~。あれは150年前とかに書いてたのはすごいよ。
最近お勧めの本は、・・・なんか読んだかな?新書では適当にひらって読んでるけど。。結構実学的なものが多いかな。
っていうか、先生のブログ充実しすぎてて全部追い切れません!どこで書き込んでいいかも、切り込み位置が分かりません!あはは
この記事を外国人が読んだら、相当面白がると思うけど。crazy な japaneseがThere is ですよ。Strange なJapanese cultureが開示されてますよ。って思うけど。
by ダ (2010-01-09 00:43)
ど、怒、ドストエフスキーってすごいね。一回も読んだことない。
ていうか読もうと思ったことすらないよ。
>っていうか、先生のブログ充実しすぎてて全部追い切れません!どこで書き込んでいいかも、切り込み位置が分かりません!あはは
お褒め(?)のお言葉、どうもありがとうごぜえます。
でも、本当に自分の好きなことだけをグダグダ書いてあるだけだから、
知り合いでない人にはたぶん大して面白くないであろう…と思っとります。
記事書いてる方がこんな風にテケトーだから、
書き込みもテケトーで構わないよ。
とりあえず、こんな辺境ブログを閲覧&コメントに感謝です!
by ビキ (2010-01-09 18:44)