デッド禁止令

ワイルド・オブ・ザ・デッド [DVD]

2007年アメリカ／監督：グラスゴー・フィリップス

• 出版社/メーカー: AMGエンタテインメント
• メディア: DVD

南北戦争時代のアメリカ。米軍に殺されたアパッチ族の呪いにより、田舎町の住人たちがゾンビとなってしまった! 流れ者のエルマー(ジェームズ・デントン)とカウボーイのルーク(クリス・カッタン)は、ひょんなことから知り合った美人アパッチ戦士のスー(ナヴィ・ラワット)と手を組み、なんとか生き残りを図るが…というお話。

ジャケットで見るとヒロイン役の女の子がかわいくてエロそうっていうのと、あらすじを読むと限りなくB級くさいけどもしかしたらもしかして…という淡い期待をこめて借りてみました。が、やっぱりつまんなかったです。

コミカルゾンビ西部劇とでもいえばいいの? まあ、設定はあって無いようなもんなんだけど、全編ブラックな笑いが多いです。で、それがなんとも中途半端なんスよね。もっと突き抜けて、ゲラゲラ笑えるような(たとえば『俺たちフィギュアスケーター』とか『ビッグ・ヒット』みたいな)馬鹿映画なら良かったのに、肝心の笑いの部分が薄ーい。だから、すんごいブラックなオチをつけられても、こっちはただ引いちゃうだけでした。笑えない。
あ、そういえば『デスパレートな妻たち』の配管工マイク役の人が主役でした。監督のグラスゴー・フィリップスは『サウスパーク』の脚本家とのこと。いじょう、ほうこくおしまい。

毎度おなじみ、ツタヤで盗撮☆のコーナーです。

みんな大好き『悪魔のいけにえ』シリーズは、どう考えても「オカルト・サイキックホラー」じゃなくて「スプラッター」だと思うんだけどなぁ。こういうことをレンタルついでにカウンターで申告したらクレイジー・クレイマー扱いかな。
あと、ゾンビ映画の邦題は「△△～デッド」がいくらなんでも多すぎるから、今後は一切禁止のこと。

タグ：ワイルド・オブ・ザ・デッド グラスゴー・フィリップス ジェームズ・デントン ナヴィ・ラワット