プライド&グローリー [DVD]

2008年アメリカ/監督:ギャヴィン・オコナー
  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: DVD

あるアパートの一室でニューヨーク市警の麻薬捜査官4名が銃撃され、そのうち2名が死亡する。警察署長でもある父(ジョン・ヴォイト)から請われ、特別捜査班を率いることとなったレイモンド(エドワード・ノートン)が調べていくうちに、事件には警察内部の者が関係していることが判明、さらには事件に巻き込まれた4名の上司である義兄ジミー(コリン・ファレル)の影までもが…というお話。

エドワード・ノートンが好きなのと、麻薬捜査がらみの刑事ものが大好物なので借りてみた。
最初から最後まで、タイトルから想像する通りの男臭さ・暑苦しさで満足です。いまいちスッキリしない終わり方とか、「昔の事件での失敗をトラウマっちゃってる刑事」なんていうベタすぎる人物造型とか、不満がなくはないです。でも、画面の青白い感じや、ストーリーのザラザラした感じがやっぱり自分のタイプで、最後までダレずに観られた。

これはオープニングのクレジットで知ったんだけど、オレが大好きな『NARC(ナーク)』という映画の監督やってたジョー・カーナハンの名前が共同脚本としてあった。観終わってから考えると、麻薬捜査がらみの内部調査っていうストーリーもそうだし、暑苦しさ全開のテイストもそっくりだわ。なんで、『NARC』が好きっていう奇人には本作もオススメ。そうじゃない人は、そこまで面白い話でもないんで止めといたほうがよろしいかと存じます。