「アメドラで学ぼう! ぐだぐだイングリッシュ☆彡」 第394回目の今日は『BONES』より。

それはシーズン3第3話を観ていたときのこと。馬が関係するこのエピソードで、主役のブレナン博士とFBI捜査官ブースの会話の中に、あるジョークが出てきました。

ブレナン博士:「馬が泊まるスイートルームは?」


ブース捜査官:「馬勒(ブライダル)」
※このナイスガイは、馬勒を表すブライダルとホテルのブライダルスイートとをかけています。念のため。


ブレナン博士:「当たりよ」

…つまり、bridle([名]頭部馬具、頭絡、おもがい)とbridal([形]花嫁の;結婚の)の発音は、ほんとは同じってことかー!

この狂人が何を興奮しているのか分からないというおまえらのために解説します。ここニッポンでは「ブライダル(bridal)」「ブライドル(bridle)」と、異なったカタカナをあてられている2つの単語が、あちら、すなわちネイティヴの世界ではそもそも同じ発音だったということです!! オレの手持ちの辞書でも、ほら、ほら!bridalを引くと、「[同音]bridle」って書いてある。

ああん!? まだよく分かんないだと? したらば、以下に表を作ったるわい!よく見とけや!


英語表記ジャップの発音アメ公の発音

bridle (頭部馬具)ブライドルブライダル

(ネイティブの発音をカタカナで書くのは無理があるけど、便宜上許してちょんまげ。

『BONES』に合わせて「ブライダル」って書いたけど、この発音記号からいうとほんとは「ブライドゥ」みたいな感じになるかしら)

bridal
(花嫁の)
ブライダル



ふー、「ブライダル」と「ブライドル」ってややこしいなーといつも思っていて、あまつさえ「ブライドルレザー」を「ブライダルレザー」と言い間違えて笑われたこともあるけど、なんだかスッキリ(オレ、ほんとは間違ってなかったんだアピール)。完全なる自己満足おつ。
あ、もしかして両方とも「ブライダル」って書いちゃうと混乱するから、同じ発音なのは分かっているけど、馬勒のほうをあえて「ブライドル」と呼んでいるのかな…。なんか、そんな気もしてきたな。

ちなみに、上記『BONES』の吹き替え版ではどんな会話になっていたのかというと、「馬がお尻を入れるものは?」「バケツだろ」でした。原意と関係ないけど、それでもダジャレを貫き通した翻訳担当の人おつ。こういうの、すげえ大変だと思う。