何日か前のテレビ欄より。「ロとシェール」っていう表記を読んで、「くちとしぇーる」ってどういうこと…などと足りない頭で一瞬考えこんでしまった。「露とシェール」つまり「ロシアとシェールガス(の行く末)」っつうことか。

わたくし、つねづね思っておるんですけど、カタカナの「ロ」「カ」「ニ」「シ(と)ツ」「ソ(と)ン」などは、他にもっと字体の候補がなかったのかなーと。漢字をくずして作ったという成り立ちから考えると仕方ないのかもしれない。でも、それぞれ似たような漢字、あるいはカタカナどうしで似たようなものがあって、やっぱりちょう紛らわしくない? 写真のように印刷されたフォントなら見間違える馬鹿はオレひとりかもしれないけど、手書きの文字だと「ツ」と「シ」の区別がつかないような書き方をする人はザラだし。

「大抵の場合は文脈で分かるから別に構わない」「そもそも何を今更…」などとおっしゃるなかれ。言語、あるいは文字の存在意義を他人との意思疎通の手段・道具と考えるならば、それが意味する対象は明瞭であるに越したことはなく、そういった意味において、上にあげたカタカナはその機能を十全に果たしうるのかという疑義が私の脳裏にくぁwせdrftgyふじこlp…。というわけで、明けましておめでとうございます。今年もこのクソブログをひとツよロシくおねがいいたシます。