高校時代のボーイフレンドと不倫中のシングルマザー、ローズ(エイミー・アダムス)。何をやっても長続きしない妹のノラ(エミリー・ブラント)。人生に行き詰まった姉妹が始めた商売は、なんと事件現場の清掃業! 素人丸出しの二人も血なまぐさい現場の雰囲気になんとか慣れて、仕事は順調に進むかと思いきや…というお話。
DVDにあった「『リトル・ミス・サンシャイン』と同じプロデューサーが～」っていう惹句を「同じ監督」だと思って借りちゃった。でも、やっぱりテイストは似てました。つまり、負け犬だっていいじゃない、誇りを持って頑張るわ!的な、ささやかな人生賛歌。『リトル・ミス～』はちょっとそれが鼻につきすぎてイマイチ楽しめなかったんですけど、今回はなかなかどうして。小ぢんまりした話なりに起伏があったし、隻腕の道具屋さんとか、魅力的な脇役もグッジョブ。