何百円かの袋止めを買っただのグラスを買っただの、貧乏くせえ話ばっかりで恐縮です。今回のもまたそんな感じ。

東京・高円寺の青梅街道沿いを夢遊病者よろしくフラフラ歩いていると、リサイクルショップにて古びた掛時計を発見。ムハー、古くさ木目丸出しで好み過ぎる。昭和丸出しな感じもたまらない。

それは道ばたに山積みにされていて、まだ値札も付けられていなかったので、店の人と「これ、いくらぐらいになりそうッスか?」「ええと…3500円ぐらいかな?」「…3000円でどうッスか?」「…うーん、分かりました」みたいなタフな交渉の結果、晴れて購入でございます。

部屋に掛時計がずっと無くて前々から欲しいなとは思ってました。で、これを買うまでは、みんなのカリスマ、パシフィック・ファニチャー・サービスがセイコーとコラボした時計を狙ってました(下記の銭ゲバアフィリエイトリンクを参照)。時計買うならこれ以外ねえ!!! ぐらいの勢いで。実際、すげーカッコいいし。ただ、お値段が1万6000円ほどと、オレを収容する独房用の時計としてはちょっと高いなーと長いこと俊巡していたわけです。そんなときにめぐり合ったのがこれ。

高円寺から家に帰って、雑巾でごしごしと埃まみれのブツを磨いたあと、時間と日付を合わせてただひたすらニンマリしていると…あれ? カチカチと針の音がけっこうデカい。特に部屋がシーンとしていると妙に響く…。おまけに、日付表示があるのはいいけど、31日を過ぎると1日に戻るわけではなく、32・33・34…と、あり得ない日にちになっていく(>_<) まあ、それを差っ引いての満足です。ま、負け惜しみじゃないよッ。