去年、オレはアメリカのeBayにて、米CARDO社より発売されているバイク用のインカム「スカラライダーQ2」という無線機器を買いました(過去ログ宣伝厨)。そんで、その次世代版ともいうべきモデル「スカラライダーG4」が最近発売されまして、同じくバイカーである友達んこが購入希望と聞く。

たかだか1回こっきり個人輸入しただけのくせして、「われこそは個人輸入マスターなり、個人輸入のことならオレに聞けぇい!」というツラをして大通りを歩いていたため、友だちんこの代理輸入をオレが仰せつかることになったのです。そして買いました。またしても米eBayにて。

オレが買ったQ2と同じく、このG4も日本版はあるのだけれど、これまたQ2と同じく内外価格差が激しすぎる。具体的には、今回のG4の2台セット(商品名「パワーセット」)が当時のeBay最安値、アメリカからの送料込みで約3万4,000円(別途、通関料がおよそ1,000円)。対して日本国内での2台セットの価格は2010年6月現在で5万8,000円から6万円台前半!! こりゃすげえ。海外仕様は内蔵のFMラジオが日本国内の周波数と合わないというデメリットがあるとはいえ、この値段設定は…。

まあ、海外から買うのも国内で買うのもその人の好きずきです。保証とかもあるしね。個人的な問題はその取扱説明書。今回買ったG4のマニュアルは多言語版で、一冊にいろんな国の言葉が併載されていたものの、日本語は載ってませんでした。カルド社のサイトを見ても同じく…。代理店がらみのキナ臭い匂いがするぜぇ。(※下記参照のこと!)

そこで、乗りかかった船、またがりかけたバイク、輸入代行したインカムという言葉がバイク界には昔からあるように、代理輸入のついでに、あずきバー食べながらシコシコとG4のマニュアルを訳してみました。オレのQ2とのペアリング時にも必要っていう理由があるし、自分の暇つぶしが同じように個人輸入しようとしてる誰かさんの役に立つならちょっと嬉しいし。ほんとは、自分で訳すときのメモ程度でキーボード使ってたらなんか楽しくなっちゃって、どんどん増えてっただけという…。

と言っても、訳したのは一部のみであります。それも、英語の文法的にはかなり適当な感じだし、きちんとした日本語を考えるのがめんどくさい、あるいはオレの能力の限界ゆえ考えられないので変テコ直訳のまんまという文がほとんどです。だから、そっち方面の人(?)は怒らないようにしていただけるとありがたいです。体裁も見づらくてごめんなさい。とりあえずG4が使えれば。

いま思ったけど、G4日本版の説明書のスキャン画像がどこかにアップされる(あるいは既にされている)なら、この記事の存在意義は鼻くそ以下となるので、そのときはどうか全力で笑い倒してください。あ、ちなみに本物の英語版マニュアルはこちらからダウンロードできます(※注意! PDF直リンク)。
http://www.cardosystems.com/user_files/Manuals/scala_g4_powerset/scalarider_g4_powerset_manual_english.pdf

【2011年2月追記】

日本での輸入代理店「ブルーネクストジャパン」のホームページにて、説明書の日本語訳がPDFファイルにて公開されているみたいです。

http://www.bluenext.jp/pdf/ca_g4_m.pdf

つまり、この記事は上述の通りついに鼻くそ以下になったということでm9(^Д^)
【2012年5月追記】

上記、輸入代理店の日本語訳ページはいつの間にか無くなり、本家カルド社のサイトに日本語訳のPDFファイルが置かれているとのこと。そのPDFがどこに置かれているにせよ、なるほど、オレの訳より1億倍は見やすい読みやすい間違いない!! ちゅうわけで個人輸入野郎のみんな、カルド社の本物を参照してね。

http://www.cardosystems.com/user_files/Manuals/scala_G4/scalarider_G4_manual_japanese.pdf

やっぱり、この記事が鼻くそ以下になったという事実は変わらないわけでm9(^Д^)

前置きが長くなりました。以下、マニュアルの抄訳いってみよー。

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