ちょっと前から、自分のグランマ400はセルスターターが掛かりにくくなっていました。具体的には、左右どちらかのブレーキレバーを引きながらスタータースイッチを押せばエンジンが始動するはずで、普段は右レバーを引きながらスイッチを押すんだけど、それが掛かったり失敗したり。これはついにバッテリー交換かしらんと思いつつ、いつもは使わない左レバー(つまりリヤブレーキレバー)を引きながらスターターを押すと、あら不思議、ぶるるんと百発百中エンジンに火が入ります。

ははーん、なるほど。ばっちゃんの名にかけて謎は解けました。原因はバッテリーではなく、右ブレーキレバーの根本にあるブレーキスイッチの接点不良か何かで、点火機構的には「ブレーキがかかっていない」と判断されたがためにエンジンがかからなかったのだ! 犯人はお前だ! そう、いまここは崖の上、片平なぎさと船越英一郎がいます。

ヤマハのサイトでパーツリストめくって調べると、ブレーキスイッチは大して高い部品ではなかった(約1,000円)ので新品を注文して、自分で交換しました。

作業は簡単。レバーを外して、ネジ1本で留まっているブレーキスイッチを取り替えるだけです。交換後、右レバーを引きながらエンジンをかけてみると、めでたくエンジンがかかりました。


左の写真は、ハンドルバーの下部から撮ったものだけど、分かりづらくてすんません。

ついでに、5月の車検でもらった新しいステッカーを貼り替えます。すっかり忘れてたよ。そういえば、2年前も同じこと言ってたような…。ユーザー車検の恐るべき罠だぜ。