バイク(グランドマジェスティ)のヘッドライトが切れてしまったので、1~2ヶ月ぐらい前に交換しました。前にも自分で交換したことがあるから余裕だぜ! と思っていたら、さすがオレ、手順をすっかり忘れていて1時間近くもかかりました。
他のビッグスクーターはどうなのか知らんけど、いま乗ってるこのグランドマジェスティは電球を交換するだけなのにやたら大変だなーと思ったので、ニーズは少ないであろうけれども暇つぶしがてら、そのやり方を書いておきます。このクソ長くて回りくどい記事がどなたかのお役に立つことがあれば幸い。


ちなみに切れたバルブ(電球のことです)は純正ではなく社外品で、今回もそれと同じヤツにしました。近所のスーパーオートバックスにて、2個セットで4,000円。そうなのよー、たかが電球のくせして結構するのよー奥さーん。やーねー。


ヘッドライト上部のカウルを外して、上から手を入れて作業するのがどうやら正攻法らしいんですけど、大きなカウルを外すのが不精な自分には面倒すぎるので、昔やった時と同じく下から手を突っ込んで感覚を頼りに頑張りました。ここかー、ここがええのんかー。



あ、そうだ。まったくの初めてという人は、ヤマハのホームページに行って、部品検索コーナーでグランドマジェスティのヘッドライト周りの概略図を見るとイメージが掴みやすいと思います。つうかもう、ダウンロードしたやつを左に貼っておきます。
参考:http://www.yamaha-motor.co.jp/parts-search/index.jsp


まず、左右のヘッドライトの裏にそれぞれついているソケットを後ろに引っ張って外します。家庭用の電源コードと同じく、もちろん根元を持って。コード部分を引っ張っちゃだめ、ぜったい。そしたら、たぶん防水・防塵のためのやや大きめのゴムカバーみたいなものも左右それぞれについているので、これまた後ろに引っ張って外します。結構固くはまっているので勇気を出してグイっと。



さあ、次にバルブを取り出すわけですけど、知らないとちょう大変な箇所です。バルブを取り外した後に撮影した左の写真で、バルブを入れる穴の奥に、針金状の何かが見えますでしょうか。上掲のヘッドライト周りの分解図には、そんなもんこれっぽっちも描かれていないんですけど、こいつがバルブを後ろから押さえつけて固定しているので、バルブを抜くためにこの針金状の何かを外します。正確に言うと、片側で引っ掛かっているところを外して奥に向かって針金を「開く」ようなイメージ。つまり、玄関扉のような構造というか、針金の片側(向かって右側)を回転軸にして、もう片側を前後に動かしてバルブを押さえつけたり外したりするようになっているのです。文章力なくてほんとすいません。


バルブがまだ付いている状態では、丸い穴の横に開いている小さな四角い穴の中のみに針金が見えるので、そこで確かめながら指で針金を「手前に引いて、上げて、奥に押す」のです。もういちど。「手前に引いて、上げて、奥に押す」。試験出るよ、ここ!


そしたら古いバルブを引き抜いて、新しいバルブを穴に挿入し(キャッ)、針金・ゴムカバー・ソケットと上記手順の逆をやるわけですが、このフロントのカウル内がまた狭くて入り組んでて、もう! ちなみに左の写真は古いバルブを取り出すときに、狭くてやっぱり引っ掛かってしまった図です。

「(新しい)バルブのガラス部分は絶対にどこにもぶつけるな」とどこかで聞いたのを遵守しようと思ったんだけどオレには無理でした。一回ガチャリと当ててしまったら、これまでのイライラも合わさりどうでも良くなって…。フレーム等にガンガン当てながら新品のバルブを装着しました。まあ、ライトがつけば結果オーライです。ほんとかー?