SSブログ

ぴかぴかピカデリー [映画やドラマ (アメリカのやつ)]

『3時10分、決断のとき』
2007年アメリカ/監督:ジェームズ・マンゴールド
http://www.310-k.jp/

南北戦争で片脚を失ったこともあり生活が苦しく、養っている家族との関係もギクシャクしていた牧場主のダン(クリスチャン・ベイル)。伝説の悪党ベン(ラッセル・クロウ)が逮捕される場面に居合わせた彼は、報酬目当てに護送の仕事に志願する。それは、数日かけて馬で遠く離れた街まで行き、3時10分発ユマ行きの列車にベンを乗せるというもの。しかし、ベンの手下たちが自分たちのボスを奪還しようと襲撃してくる危険な仕事だった。凶悪な武装集団の前に、とうてい勝ち目のないダンが下した決断とは…というお話。

お気に入りの役者馬鹿、クリスチャン・ベイルが主役で出てるっていうのと、もともと西部劇がけっこう好きっていうのとで観てきました。これ、アメリカでは2007年、つまり一昨年の公開だったから、日本での公開までかなり時間かかったってことですよね。その理由が、やっぱり今どき西部劇じゃなあ…というものかどうか知らんけど、そんなのぜんぜん問題にならないぐらい面白かった!

主人公のダンは、不自由な片足かつ借金かつ家族間の不和をかかえてて、もうどうしょうもない状況。そういう男が、最初は報酬目当てに恐ろしいヤクザもんの護送団に加わるんだけど…のあとは観てのお楽しみだから教えてやらない(間違った上から目線)。
途中で逃げ出しちゃうのか、ビビって寝返っちゃうのか、寝返るどころか添い寝しちゃって愛が芽生えちゃうのか、はたまた本当は全部夢でダンは現代に生きるサラリーマンなのかもしれない。
とにかく、ベイル演じるグラグラしっぱなしの小市民と、ワルな魅力溢れて堂々としたカリスマちっくなラッセル・クロウとが、お互いをどうとらえて、どんな駆け引きをするのか。その先の結末とは…。そこらへんが見所でやんす。たぶん。

それと、これは50年代の映画のリメイクらしく、そっちは未見なんだけども、西部劇らしさ満点でそこも素敵。銃撃戦のカッコ良さは素晴らしいし(特にクライマックスね)、ベイルたちを追っかけてくるラッセル・クロウの手下たちがいるんだけど、こいつらがまた悪いんだ! クゥ~、やっぱり悪役はとことん性格腐ってなくっちゃ。エンディングも粋(いき)過ぎます。もう一回映画館で観たいな。

SN3K0287.JPG新宿の「ピカデリー」に初めて行ってみました。ほんとにピカピカ。まぶしいぜ。

あ、上映時刻が「3時10分」の回があったので迷わずその回にしました。こういう細かいこだわりっつうか洒落っ気、わりと好き。
SN3K0284.JPGロビー的なところにたくさん座るところも用意されているけど、こちらはなんとなく微妙。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。