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12/15 - 12/21 [日記的なアレ]

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■ 毎週日曜日に出てる英字新聞『Japan Times On Sunday』には、いろんなガイジンさんが日本のあちこちを旅行する「Escape」という読み物が毎回載っていて、自分の英語レベルではまだまだ読み易いとは言えないんだけど、日本人とはまた違った視点で書かれているところが面白くて好きなんだよね。んで、12月14日の号、Davey Young さんが夜行列車に乗って出雲大社に足を伸ばした回で素敵な文に出会ってしまった。

A few hours later I was pressed up against the cold glass of the window when we stopped at a tiny, single platform station. Down the row of berths a soft snore -- no longer masked by the sounds of the wheels turning over the tracks -- grew louder. Looking out, I saw not a soul at what the sign asserted was Nunohara Station. We departed, and the train passed through a dark town somehow unmarred by the neon glow of convenience store.
A little later, the hills gave way to a slow, wide river across which a single car kept pace with the train for a protracted minute, and I wondered if someone inside the car was looking back at me. A full orange moon hung overhead, a third participant in our silent exchange. Then the tracks arced away from the river, the car drifted out of sight, and the moon retreated into an inky black sky.


数時間後、プラットホームが一つしかないこぢんまりとした駅へ電車が着くと、ひんやりした窓ガラスに私は押し付けられた。下の寝台からは、もう線路を走る車輪の音にかき消されることもなく、穏やかないびきが前よりも響いてきた。外を見ても、看板が「ヌノハラ・ステーション」と示すその場所には人っ子一人見当たらない。そこを出て、コンビニの灯りで邪魔されることのない暗い町を、列車は通り抜けて行った。
少しすると、丘はゆったりとした広い川へと取って代わられ、その上を一台の自動車が暫くのあいだ列車と速さを合わせるようにして渡っていた。その車に乗っている人も、私のことを見つめ返しているのだろうか。こんな無言の触れ合いへ三番目に加わったのは、頭上にかかる満月だった。そのあと、線路は川から弧を描いて離れていき、あの車は視界から消えてしまった。月も、インクをこぼしたような真っ黒い空へと引っ込んでしまった。(訳byオレ)

低能によるド下手和文のせいで原文の素晴らしさがズタズタになってしまっているけど、そこは大目に見てもらうとして、かろうじて雰囲気は伝わっているでしょうか。寝台列車の車窓から夜景を見つめる孤独感、でも決してネガティブには感じられない描写がまず大好きだし、後半の「車の中の人もこっちを見返しているのかなあ」っていうフレーズで、とんでもなくグッと来たんだよね。おや…エキサイトしているのはオレだけのようだね? ちなみに電子版はこちらー(↓)。対訳はないけど、原文記事がぜんぶ載ってます。
http://www.japantimes.co.jp/life/2014/12/13/travel/night-train-shimanes-land-gods/#.VJUcGP8AMw

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■ アメドラ『コールドケース』シーズン7より。「(いろんな事情で)あのときは犯人を捕まえられなかったんだよ」などとウダウダ弁解する昔の同僚を前に、われらがボス、スティルマンが一喝。「犯罪者を捕まえるのが俺たちの仕事だ!」クゥゥゥーー。やっぱしびれるゼ!!

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■ レンタルで『キャッスル』シーズン2を観始めた。お調子者の売れっ子作家キャッスルとクールな敏腕刑事ベケットのコミカルなやり取りは相変わらずニヤニヤしちゃうし、なんたってスタナ・カティックがすげえ綺麗。このシリーズはもっと評価されて良いはず。

■ 深夜0時前の西友駐車場。2スト特有の甲高い排気音を冬空に響かせながら、小僧系DQNのまたがるスクーターが入ってくる。頭に被っているのはお定まりの半キャップ…じゃねえ!! それはフルフェイスで、別にそのこと自体はそんなに珍しくないと思うけど、なんとそのメットにインカムが装着されてた。そうかー、ついに小僧にまで便利グッズが普及したかー。なんか感慨深い。

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■ もう数ヶ月も前の話になっちゃうけど、部屋でいつもかけているラジオ局AFN(在日米軍向けの英語放送 / 東京はAM810kHz)でしょっちゅう流れる民謡(?)みたいな特徴的なメロディーの曲があったんよね。でもほらぁ、詰め込み教育により育て上げられた哀しき受験英語ロボの宿命としてぇぇ、ネイティブのDJが読み上げる「ただいまの曲名は~」みたいなの、聞き取れるわけないじゃないですかぁぁー。そこで閃いたのが、あぷり博士によって前に教えてもらっていた「Shazam」っていうアプリ!

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■ 自分が曲名を知りたい歌をこれに聴かせると、そのタイトルやアーティストの情報を教えてくれ(さらには有料のダウンロードまでユーザーを誘導してやろう、ククク…)るっていう優れもの。数日後、その謎曲が臨戦態勢で待ち構えるオレの前で流れるや否や、おいどんの手垢にまみれたタブレットがラジオの前に掲げられて…ブルルッ。キターー!! 気になっていたのはアナ・ケンドリックが歌う''Cups / When I'm Gone''という曲でした。ん? アナ…ケンドリックだとッ!? これ、映画の劇中曲だったんだ!!!! オレたちのアナケンが歌うまくて、さらにはそれがヒットしてるなんてビックリだったけど、なんか二重の意味でスッキリした。ちなみに、この映画『Pitch Perfect』(2012年)はけっこうヒットしたっぽいにもかかわらず、日本では公開はおろかソフト化もまだみたいね。観てみたいな。



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■ 『バードマン』もすごい気になる。賞もたくさん獲っているみたいだし。
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