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「アパート」っつっても、すげえ広いわけよ [映画やドラマ (アメリカのやつ)]


アパートの鍵貸します (ベストヒット・セレクション)

アパートの鍵貸します (ベストヒット・セレクション)

1960年アメリカ/監督:ビリー・ワイルダー
  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD

大手保険会社に勤めるバクスター(ジャック・レモン)はさえない独身男。出世のために、自分の部屋を上司たちの浮気用にたびたび貸していた。ある日、バクスターはかねてから憧れていたフラン(シャーリー・マクレーン)に意を決してデートを申し込むが、なんと彼女は部屋を貸すことになっている部長の浮気相手だった!そんなことを知らない彼は…というお話。

あまりに有名な作品って、まだ観てないのに名前をよく聞くせいで何となく観たことがあるような気になりませんか?ああ、ならないですか、すいません…。
これもそういう一本で、こんなことじゃいかんと借りてみた作品。オレごときエセ映画好きがいまさらレビューを書くことすらはばかられるような、世間的に評価の高い映画ですが、簡単に感想述べてみます。

観るまでは、ジャック・レモン主演ということでお気楽コメディーかと勝手に思ってたんですが、想像とちょっと違いました。コメディ4割、切なさ5割、ほんわか1割…みたいな。主人公が意中の彼女に振り向いてもらおうと頑張る様がグッときます。ジャック・レモンの飄々(ひょうひょう)とした顔つきが、不思議なおかしさと一緒に哀愁も感じさせるというか。

ドカーン!ボカーン!グサッ!ドバッ!みたいな派手な演出に慣れきってしまった現代っ子(子?)の僕らとしては、やや単調かなと思う部分もあるものの、そこかしこにお洒落なセリフと軽妙な笑いがちりばめられていて、オレは飽きることがありませんでした。ラストも、人によっては物足りないという意見もあるかもしれんけど、なかなかに爽やかで良いと思った。むしろ、今でも普通に楽しめる映画を50年前に撮っていたことが驚き。結局のところ、大傑作とまではいかないものの、世間様が評価するだけのことはあるなぁと思った次第です。

本当ならここでカット割りがどうのとか、巨匠ビリー・ワイルダーのテクニックがこうのとか述べたいんですが…。クッ、そういうのまったく知らないんだッ!悪かったなッ!

ところで、久しぶりの白黒映画でしたが、面白い話ならぜんぜん気にならないスよね。最後に白黒観たのはいつだったかなぁ…。あ、何ヶ月か前に借りた『道』だ。あれはいまいちピンとこなかったなぁ…。あまりに皆さんの評価が高かったから、期待しすぎちゃったのかもしれません。
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