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モア・ツイスティッド、プリーズ [映画やドラマ (アメリカのやつ)]

『最高の人生の見つけ方』
2007年アメリカ/監督:ロブ・ライナー
http://wwws.warnerbros.co.jp/bucketlist/

夢がありながらも止むを得ぬ事情から大学を中退し、整備工として長年地道に働きながら大切な家族を養ってきたカーター(モーガン・フリーマン)。かたや事業に大成功し経済的には不自由のない暮らしをするが、結婚生活に何度も失敗するなど家族には恵まれないエドワード(ジャック・ニコルソン)。そんな対照的な二人が偶然同じ病室になり、ともに余命数ヶ月と宣告される。彼らは残された時間の中で「やりたい事」をリストにあげ、一緒にひとつずつ実行しようとするが…というお話。

決してつまらなくはないし感涙ポイントも多いんだけど、オレはレンタルで良かったかなーという感じ。
なんか、全体的に薄いんですよね。たまにしつこく感じるぐらい主役のおじいちゃん二人が超濃いぃのに対して、物語のヒネリが物足りなく感じた。二人の存在感だけが突出しちゃってて、味気ないスープの中に美味しい具が二つだけゴロゴロと入っているような。でた、変な例え。

ここでジャック・ニコルソンについて。
若かりし頃の彼が主演した『カッコーの巣の上で』が、オレ映画ランキング(なにそれ)の総合部門5位以内に常時ランクインするなど、ジャックは好きな俳優です。あ、ジャックと呼ばせてもらっても?うん、構わないさ。でも、今回はちょっと空回りしてたというか、役の設定以上の何かが感じられませんでした。言われたことを淡々とこなしてる感じ。本気のジャックならあんなもんじゃないはず。まだまだすごいの見せてくれるに違いないんだ。だって彼はジャック・ニコルソンだから。
ただ、それは良く練られた脚本あってのことだと思う。今回はそれが…。

お話や製作スタッフがぜんぜん違う映画を比べて「あっちのほうが良かった」とか言うのはご法度だと思うけど、アウトローだから気にしません。同じおじいちゃんニコルソン主演なら『アバウト・シュミット』のほうが良かったです。アウトローは「ですます」使わない。

あと、邦題をいい加減どうにかしよう。原題の『バケット・リスト』じゃお客が入らないっていうのも分かるけど、こっちもセンスなさすぎじゃないですかね。君たちは最近なんでもかんでも『○○のしかた』『○○の方法』みたいなのにしとけばいいと思ってるフシがあるから、まずそこから反省会だ!
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