ト [その他]
それは高級腕時計であったり、オーディオシステムであったり、自分だけの隠れ家的バーであったり…。カッチョ良い大人の男たるもの、なんらかの「こだわり」を持っていてしかるべきであると世間では吹聴されているようです。おまえら馬鹿じゃねぇのなんてツユほどにも思ったことはなく、僕もちゃんとオトコのこだわりを持っています。それは「ト」です。英単語の語尾につくことがある "ed" の発音、「ト」。
なんか、"ed" で終ってるからってなんでもかんでも「ド」って読んでませんか?僕ぁ、それがとても気になる。
たとえば、"played" はなんと読むか。無理を承知でカタカナで書くならば「プレイド」ですよね。じゃあ、"walked" は?「ウォークド」ではなく、正しくは「ウォークト」です。ほんじゃあ、"needed" はどうかしら?「ニードド」でも「ニードト」でもなく「ニーディッド」です。
つまり、動詞の活用語尾 "ed(またはd)" の発音には、その前にどんな音が来ているかによって3種類あるということです。これを類型化すると以下の通り。
listened / tried / cared / begged....などなど
helped / parked / washed / watched / stuffed / passed .....などなど
wanted / counted / sounded / regarded .....などなど
同じ "ed(またはd)" なのに、なぜ発音が3種類あるのか。これは自分の勝手な推測なんですが、ぜんぶを「ド」って読んでると、たぶん言いづらいときがあるから。山田さんが「ヤマタ」さんではなく、なぜか「ヤマダ」さんになるのと同じかもしれない。違ってたらすいません。
以上、クソつまらない講釈の時間はおしまい。
□ □ □
で、だからなんなんだよっていう。
よくコンビニなんかで「ベイクド・チーズケーキ」って売ってますよね。そう!あれは、"baked" だから「ベイクト」なんすよ本当は!スーパーなんかで「マッシュド・ポテト」って売ってる…のかな?でも、そう!あれも「マッシュト」のハズなんすよ!そういうのを見かけるたびに、しかめっ面をして舌打ちをするのがオレのこだわりです。あ、今気づいたんですけど、これってぜんぜんカッチョ良い大人の男じゃない…。むしろくだらない事を気にするスケールの小さい人だ…。
きっと、こう考える方もおられるでしょう。どだい英語と日本語はまったく別の言語であって、その発音を正確に再現するのは無理だし、そもそも日本語の中でその単語を使う分にはそこまで正しく発音する必要性も薄い。じゃあ何かい、「ト」にこだわるお前さんは普段から他の発音も、たとえば "boat" を正しく「ボウト」と、"girl" を正しく「グァール」と、"internet" を正しく「インタネット」(先頭にアクセント)と話すのかい?って。
違います。ガチガチの日本語読みです。でも、「ト」だけはなぜか譲れないんですよねー。気になってしょうがない。たぶん他人にはよく分からない性癖みたいなもんだと思う。異常性癖者ということで、今後ともひとつよろしく。嫌だ。
なんか、"ed" で終ってるからってなんでもかんでも「ド」って読んでませんか?僕ぁ、それがとても気になる。
たとえば、"played" はなんと読むか。無理を承知でカタカナで書くならば「プレイド」ですよね。じゃあ、"walked" は?「ウォークド」ではなく、正しくは「ウォークト」です。ほんじゃあ、"needed" はどうかしら?「ニードド」でも「ニードト」でもなく「ニーディッド」です。
つまり、動詞の活用語尾 "ed(またはd)" の発音には、その前にどんな音が来ているかによって3種類あるということです。これを類型化すると以下の通り。
(1) 「ド」と発音する場合以下の(2)、(3)以外の場合すべて。教科書的に言うと、[d] 以外の有声音に続く "ed/d" の場合。例えば…
listened / tried / cared / begged....などなど
(2) 「ト」と発音する場合「プ・ク・シュ・チ・フ・ス」に続く "ed/d" の場合。教科書的に言うと、 [t] 以外の無声音に続く "ed/d" の場合。例えば…
helped / parked / washed / watched / stuffed / passed .....などなど
(3) 「イド」と発音する場合[d] または [t] に続く "ed/d" の場合。簡単に言うと、「~ディッド」と「~ティッド」。例えば…
wanted / counted / sounded / regarded .....などなど
同じ "ed(またはd)" なのに、なぜ発音が3種類あるのか。これは自分の勝手な推測なんですが、ぜんぶを「ド」って読んでると、たぶん言いづらいときがあるから。山田さんが「ヤマタ」さんではなく、なぜか「ヤマダ」さんになるのと同じかもしれない。違ってたらすいません。
以上、クソつまらない講釈の時間はおしまい。
□ □ □
で、だからなんなんだよっていう。
よくコンビニなんかで「ベイクド・チーズケーキ」って売ってますよね。そう!あれは、"baked" だから「ベイクト」なんすよ本当は!スーパーなんかで「マッシュド・ポテト」って売ってる…のかな?でも、そう!あれも「マッシュト」のハズなんすよ!そういうのを見かけるたびに、しかめっ面をして舌打ちをするのがオレのこだわりです。あ、今気づいたんですけど、これってぜんぜんカッチョ良い大人の男じゃない…。むしろくだらない事を気にするスケールの小さい人だ…。
きっと、こう考える方もおられるでしょう。どだい英語と日本語はまったく別の言語であって、その発音を正確に再現するのは無理だし、そもそも日本語の中でその単語を使う分にはそこまで正しく発音する必要性も薄い。じゃあ何かい、「ト」にこだわるお前さんは普段から他の発音も、たとえば "boat" を正しく「ボウト」と、"girl" を正しく「グァール」と、"internet" を正しく「インタネット」(先頭にアクセント)と話すのかい?って。
違います。ガチガチの日本語読みです。でも、「ト」だけはなぜか譲れないんですよねー。気になってしょうがない。たぶん他人にはよく分からない性癖みたいなもんだと思う。異常性癖者ということで、今後ともひとつよろしく。嫌だ。
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