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やあ、久しぶり! [映画やドラマ (アメリカのやつ)]

『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』
2008年アメリカ/監督:スティーブン・スピルバーグ
http://www.indianajones.jp/

1950年代のアメリカ。インディ(ハリソン・フォード)は女性将校スパルコ(ケイト・ブランシェット)率いるソ連軍のスパイ達に捕らえられ、ある軍事機密を探す手助けを強要される。辛くも窮地を脱出したインディの前にマット(シャイア・ラブーフ)という謎の青年が現れ、彼の母親が誘拐された南米へ旅立つようにインディを説得する。だが、そこには伝説の秘宝「クリスタル・スカル」を狙うスパルコらが待ち構えているのだった!…というお話 (またしてもあんまり上手くないまとめ)

第1作目・2作目は週末の夜、テレビで何度となく放送されるのを毎回観ては「あぁなんて面白いんだ!」と子どもながらに興奮し、3作目は友達どうしで少ないお小遣いを握りしめて映画館に行ってその迫力に大感激したものです。いま自分が(自称)映画好きなのも、『インディ・ジョーンズ』シリーズがその原因の何%かになっているのは間違いないと思う。以上、おっさんの回顧録おしまい。

そんなもんだから、がぜん本作には期待してしまうわけです。
かなり歳とっちゃったけどハリソン・フォードだし、あの勇壮なテーマ・ソングだし、今では古典的ともいえるけどやっぱりなアクション・シーンだし、秘宝求めて世界を股にかけちゃってるし…もう、今回もばっちり『インディ・ジョーンズ』でした。

ほんで、面白かったのかというと、残念ながら…うーん。あ、普通の映画(って何?)ぐらいには楽しめたし、お金損したーってほどではないです。特にCMでも流れてる崖の上でのカーチェイスは楽しい!けど、中盤ぐらいから何か違うなぁとモヤモヤ感が広まってきて、最後のクレジット画面では満足感というよりも、「小さいときあれほど面白かった映画なんだけどなぁ…」という不思議な寂しさのほうが強かった。

理由はいまだによく分からんです。
物語の鍵となる「クリスタル・スカル」がちょっとアレな方向性だから、っていうわけではないと思う。他の映画でああいうオチだったら、そりゃもう「このクソ映画がッ!」と唾棄しているところだろうけど、インディ・ジョーンズなら許す。アクションがもの足りない、あるいはリアリティがあんま無いっていうのも全然OK。むしろ、昨今のCGだらけ、CGが主役みたいな映画よりよっぽど好きだ(もちろんこの映画もCGを使っているけども(しかもかなり大事な場面で))。

前作・パート3から19年。その間に変わったのはたぶん自分のほうで、いっちょまえに映画好きを気取るようになりました。その代償として、土日の夜、テレビ画面を通じてインディの活躍を見守っていた純粋さはなくなってしまったのかもしれない。淀川長治や水野治郎の解説が懐かしいな。

なんか文章キモくてすいません。


【7月9日追記】
訂正です。水野郎ではなく、水野郎でした。ごめんなさい。
もうシベ超が観られないのは残念ですね。
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