かぼちゃの日に大暴れ [映画やドラマ (アメリカのやつ)]
ハロウィン アンレイテッド・コレクターズ・エディション [DVD]
2007年アメリカ/監督:ロブ・ゾンビ- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- メディア: DVD
10歳の少年マイケル・マイヤーズ(子役:ダエグ・フェアーク)は、ハロウィンの日に家族らを惨殺する事件を起こす。精神科医(マルコム・マクダウェル)が診療にあたるものの、彼の心のうちは分からないままだった。それからちょうど17年後のハロウィン。施設に収容されていたマイケル(成長(し過ぎ)後:タイラー・メイン)が再び…というお話。
かの巨匠、ジョン・カーペンターによって30年前に撮られた古典的名作をリメイクしたものが本作です。が、もちろん自称映画好きのオレのことですから、シリーズにもなってるぐらい有名なオリジナルのほうは1本も観たことがなく、じゃあなんでこれ借りたのっていうと、ロブ・ゾンビが監督してるから。この人の『マーダー・ライド・ショー』が面白かったからね。特に2のほうが(過去ログ宣伝厨)。
オリジナルを観ていない分際で偉そうに言わせていただきますと、正直ちょっと期待外れ。あ、いや、たぶんそこらへんの凡作ホラーよりはよっぽど面白いとは思うんですよ。ただ、あの『マーダー・ライド・ショー2』が図抜けていたので、やっぱり今度のも桁外れのやつなのかなージャケットからして怖そうだしなーやだなーなんかゾクゾクするなーやだなやだなー(©稲川淳二)なんて期待ばっかり高まってしまって。そしたら、わりとまっとうな(?)スプラッターでした。その殺人シーンなんかは確かに迫力があるし、雰囲気もじゅうぶん「それっぽい」んですけど、何かが足りない。うーん、なんだろねー。とりあえず、最後まで飽きずには観られました。
映画とまったく関係ない話。日本で「さあ今年もハロウィンの季節が!」とか盛り上げようとしてるのを見ると、なんだか違和感を覚えてしまう。もともとそんな風習がない極東の島国において、もうどうにも無理やりな感じが…。でも、あと50年ぐらいしたら、いまのクリスマスみたいにみんな当然のように受け入れているのかなあ。
み・た・い・な。「オレ、商業主義には染まらない確固たる自分をもってるんだぜカッコいいでしょ」アピールをしつつ、筆をおきたいと存じます。おしまい。
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