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スカラライダーG4、取扱説明書の部分訳 [バイク / のりもの]

去年、オレはアメリカのeBayにて、米CARDO社より発売されているバイク用のインカム「スカラライダーQ2」という無線機器を買いました(過去ログ宣伝厨)。そんで、その次世代版ともいうべきモデル「スカラライダーG4」が最近発売されまして、同じくバイカーである友達んこが購入希望と聞く。

たかだか1回こっきり個人輸入しただけのくせして、「われこそは個人輸入マスターなり、個人輸入のことならオレに聞けぇい!」というツラをして大通りを歩いていたため、友だちんこの代理輸入をオレが仰せつかることになったのです。そして買いました。またしても米eBayにて。

G4.jpgオレが買ったQ2と同じく、このG4も日本版はあるのだけれど、これまたQ2と同じく内外価格差が激しすぎる。具体的には、今回のG4の2台セット(商品名「パワーセット」)が当時のeBay最安値、アメリカからの送料込みで約3万4,000円(別途、通関料がおよそ1,000円)。対して日本国内での2台セットの価格は2010年6月現在で5万8,000円から6万円台前半!! こりゃすげえ。海外仕様は内蔵のFMラジオが日本国内の周波数と合わないというデメリットがあるとはいえ、この値段設定は…。

まあ、海外から買うのも国内で買うのもその人の好きずきです。保証とかもあるしね。個人的な問題はその取扱説明書。今回買ったG4のマニュアルは多言語版で、一冊にいろんな国の言葉が併載されていたものの、日本語は載ってませんでした。カルド社のサイトを見ても同じく…。代理店がらみのキナ臭い匂いがするぜぇ。(※下記参照のこと!)

そこで、乗りかかった船、またがりかけたバイク、輸入代行したインカムという言葉がバイク界には昔からあるように、代理輸入のついでに、あずきバー食べながらシコシコとG4のマニュアルを訳してみました。オレのQ2とのペアリング時にも必要っていう理由があるし、自分の暇つぶしが同じように個人輸入しようとしてる誰かさんの役に立つならちょっと嬉しいし。ほんとは、自分で訳すときのメモ程度でキーボード使ってたらなんか楽しくなっちゃって、どんどん増えてっただけという…。

と言っても、訳したのは一部のみであります。それも、英語の文法的にはかなり適当な感じだし、きちんとした日本語を考えるのがめんどくさい、あるいはオレの能力の限界ゆえ考えられないので変テコ直訳のまんまという文がほとんどです。だから、そっち方面の人(?)は怒らないようにしていただけるとありがたいです。体裁も見づらくてごめんなさい。とりあえずG4が使えれば。

いま思ったけど、G4日本版の説明書のスキャン画像がどこかにアップされる(あるいは既にされている)なら、この記事の存在意義は鼻くそ以下となるので、そのときはどうか全力で笑い倒してください。あ、ちなみに本物の英語版マニュアルはこちらからダウンロードできます(※注意! PDF直リンク)。
http://www.cardosystems.com/user_files/Manuals/scala_g4_powerset/scalarider_g4_powerset_manual_english.pdf

【2011年2月追記】
日本での輸入代理店「ブルーネクストジャパン」のホームページにて、説明書の日本語訳がPDFファイルにて公開されているみたいです。
http://www.bluenext.jp/pdf/ca_g4_m.pdf
つまり、この記事は上述の通りついに鼻くそ以下になったということでm9(^Д^)
【2012年5月追記】
上記、輸入代理店の日本語訳ページはいつの間にか無くなり、本家カルド社のサイトに日本語訳のPDFファイルが置かれているとのこと。そのPDFがどこに置かれているにせよ、なるほど、オレの訳より1億倍は見やすい読みやすい間違いない!! ちゅうわけで個人輸入野郎のみんな、カルド社の本物を参照してね。
http://www.cardosystems.com/user_files/Manuals/scala_G4/scalarider_G4_manual_japanese.pdf
やっぱり、この記事が鼻くそ以下になったという事実は変わらないわけでm9(^Д^)

前置きが長くなりました。以下、マニュアルの抄訳いってみよー。

+ + + + + + + + + +

1. はじめに
(略)  ※訳者注:いきなりスンマセン
2. 箱の中身
(略)  ※訳者注:またまたスンマセン
3. ヘッドセットの充電
(略)  ※訳者注:みたびスンマセン



4. 基本的な使い方
4.1 共通の機能
こうしたいなら……これをしたまえ
ヘッドセットの電源を入れたいモバイルボタンを少なくとも4秒間長押し
LED:3回青く光る
音声:上昇音(低音→高音)
ヘッドセットの電源を切りたいモバイルボタンを少なくとも3秒間長押し
LED:3回赤く光る
音声:下降音(高音→低音)
ボリュームを上げたいボリュームアップボタンを押す
ボリュームを下げたいボリュームダウンボタンを押す
消音したい何らかの音が鳴っているときに、ボリュームアップボタンとボリュームダウンボタンを同時に押す
バッテリーの残量を知りたいボリュームアップボタンを3秒間長押し
青いLED=バッテリー満タン
赤/青いLED=バッテリーが半分
赤いLED=バッテリーがほとんど空


4.2 音声による状態の案内
おまえのG4には、スピーカーを通じて音声によるいろんな通知が聞こえます。とりわけ、例えばおまえがケータイで話しているのにしろインカムで話しているにしろ、「そのモードが変わりましたよ」というような接続状況が分かります。デフォルトではこの機能はオンになっていて、以下に書いてあるようにオフにすることもできます。
ボイスメニューは、いま入手可能な言語のうちのどれかにセッティングすることが出来て、将来的にはもっと多くの言語をうちのウェブサイトからダウンロード出来るようにするつもりです(ファームウェアのアップグレードについてはセクション4.4を見てね)。
ボイスメニューに入るには: ヘッドセットがスタンバイ状態にあるとき、チャンネルAボタンとチャンネルBボタンを同時に3秒間長押しします。システムに入ったら、英語の音声指示に従うか、おまえのお好みの言語を選んでください。
状態アナウンスの無効化/有効化:ボリュームダウンボタンを6秒間長押ししてください。
オン:LEDは青く点灯+音声は短いビープ音が1回
オフ:LEDは赤く点灯+音声は短いビープ音が2回

4.3 音声ソースの優先順位
以下に示したように異なった音声ソースがG4に接続されていると、上位のソースが常に下位のソースよりも優先されます。
例えば、ケータイの着信は進行中のインカム通話に割り込むし、その一方でインカム通話は内蔵のFMラジオなどのオーディオを遮るというわけです。

↑優先度「高」
1. ケータイ経由の音声あるいはGPSの指示
2. インカム
3. A2DPのオーディオソース
4. 内蔵FMラジオ
5. 外部ライン入力
↓優先度「低」

4.4 ファームウェアのアップグレード
将来的には、おまえのG4を最新の状態にしておけるように、ファームウェアのアップグレードやプログラムのパッチをインストール出来るようになります。とくに、将来のファームウェアのアップグレードには追加の状態アナウンスや他の価値ある機能が含まれる予定です。最新バージョンを見逃さないために、www.cardosystems.com/download/softwareupgrade でカスタマー登録をして、シリアルナンバーを使えるようにしといてください。アップグレードをダウンロードするには、おまえのG4が入ってた箱にあったUSBケーブルを使ってください。
あ、さらなるお知らせがあるまでは、アップグレードはウィンドウズXPかウィンドウズビスタでしかダメっていうことに注意してね。

4.5 ヘッドセットのリセット
もし何回も試してるのにヘッドセットが反応しないとき、それを充電することでリセットできるときがあります。だいたい10分間ぐらい充電器につないだ後、充電器を外してもう一度電源を入れてみてください。おまえのヘッドセットは期待通りに反応するはずです。



5. ヘルメットへの取付け
(略)



6. ブルートゥースを使ってケータイ、GPS、MP3プレイヤーなどをつなぐ
MDC技術のおかげで、G4のヘッドセットはそれぞれが以下のように並行した接続ができます。つまり、最大2台までの他のスカラライダーと次にあげるブルートゥース機器のうちひとつ。
→ケータイ(直接またはGPS機器を経由)
→GPS機器
→A2DPを使えるMP3プレーヤーあるいはアダプター
→ブルートゥースのアダプター
NOTE: もしGPS機器を使っている最中にケータイも使いたいと思っているなら、ケータイをG4にではなくGPSにペアリングしてください。

6.1 ケータイ
おまえのケータイをG4で使うためには、まずヘッドセットとケータイをペアリングしなくてはなりません。
ペアリングは1回で済みます。一度ヘッドセットが特定のケータイとペアリングされれば、その二つはペアリングが続いたままで、その二つが距離内に入ったときはいつでも自動的にお互いを認識します。
もし電話とヘッドセットとの接続が切れてしまったときは、機器を再接続するためにおまえのヘッドセットのモバイルボタンを1回押してください。

<ヘッドセットをブルートゥースケータイとペアリングする>
1. おまえのケータイの電源を入れて、そのブルートゥース機能がオンになっているか確かめてください。モバイルボタンを青のLEDが3回光るまで少なくとも3秒間長押しして、お前のヘッドセットの電源も入れてください。
2. スカラライダーG4の電源を入れた状態で、赤と青のLEDが交互に素早く点滅し始めるまで、モバイルボタンを少なくとも6秒間長押ししてください。
3. ケータイ側で、その機器の指示にしたがってブルートゥースのヘッドセットをサーチしてください。詳しい情報を知りたいときは、ケータイのマニュアルにもあたってみるといいよ。
4. 数秒したら、ケータイが「スカラライダーG4」をリストに登録するはずです。したら、それを選んで、ペアリングを受け入れるためにケータイの指示にしたがってください。
5. もしおまえのケータイがPINやパスキーの入力を促したなら、「0000(ゼロを4つ)」入れてください。
6. いったんペアリングが終われば、おまえのケータイはペアリングが成功したことを認証して、ヘッドセットはゆっくり青の点滅を始めます。
NOTE:
・もしペアリングが2分以内に終わらないと、スタンバイモードに戻ります。
・たとえそのケータイがMP3プレーヤーのアプリケーションを内蔵しているとしても、すべてのブルートゥースケータイが、ブルートゥースのステレオ音楽(A2DP)を流せるわけじゃないです。詳しい情報はケータイのマニュアルを読んでちょんまげ。
一部のケータイでは、ペアリングが終わったあとに、ヘッドセットとケータイを接続するためにモバイルボタンを1回押す必要があるかもしれません。G4は、ヘッドセットと最後に接続された電話と自動的に接続します。


6.2 GPS機器
(略)

6.3 MP3プレイヤー(ワイヤレスオプション-A2DP)
おまえのヘッドセットは、ブルートゥースA2DPとAVRCPプロファイル(だいたい第3世代の機器)をサポートしているA2DPソースやケータイから飛ばされるワイヤレスの音楽を受けられるように設計されています。
AVRCPプロファイルをサポートするブルートゥース機器を使うことで、主要なA2DPソースの機能をすべておまえのヘッドセットから直接操作できちゃうんです。
NOTE: G4は、同梱のケーブルを使ってブルートゥースじゃないMP3プレーヤーなどからの音楽・音声も受けられまっせ。詳しくはセクション7.2を。

A2DPソースから音楽を聴いている最中、ケータイやインカムの着信を逃すことはございません。っちゅうのも、ヘッドセットが自動的に音楽を止めて着信を優先させるからです。でも、MP3ソースの中には、通話が終わったあとに自動では戻らず、手動でもう一回スタートさせないといけないものもあるかもしれません。

<ブルートゥースステレオA2DP送信のためにMP3プレーヤーをセットアップ>
ブルートゥースステレオ(A2DP)が利用可能なMP3プレーヤーやアダプターを使って音楽を聴くために、まずその機器をおまえのヘッドセットとペアリングしなきゃなりません。

<ヘッドセットをMP3プレーヤーやアダプターとペアリングする>
NOTE: もしおまえのA2DPソースがおまえのケータイに内蔵されているならば、上記のセクション6.1のようにケータイをヘッドセットとペアリングしてください。
1. おまえのMP3プレーヤーあるいはアダプターの電源を入れて、そのブルートゥース機能がオンになっているか確かめてください。
2. スカラライダーG4の電源を入れた状態で、赤と青のLEDが交互に素早く点滅し始めるまで、モバイルボタンを少なくとも6秒間長押ししてください。
3. MP3プレーヤー側で、その機器の指示にしたがってブルートゥースのヘッドセットをサーチしてください。
NOTE:ブルートゥースのアダプターを使用するときは、その機器の指示にしたがってね。
4. 数秒したら、MP3プレーヤーが「スカラライダーG4」をリストに登録するはずです。したら、それを選んで、ペアリングを受け入れるためにMP3プレーヤーの指示にしたがってください。
5. もしおまえのMP3プレーヤーがPINやパスキーの入力を促したなら、「0000(ゼロを4つ)」入れてください。
6. いったんペアリングが終われば、おまえのMP3プレーヤーあるいはアダプターはペアリングが成功したことを認証して、ヘッドセットはゆっくり青の点滅を始めます。
NOTE:もしペアリングが2分以内に終わらないと、スタンバイモードに戻ります。

<おまえのヘッドセットからA2DPソースを操作する>
プレイMP3ボタンを3秒間長押し
ポーズ/ストップ*MP3ボタンを3秒間長押し
次の曲へボリュームアップボタンを3秒間長押し
前の曲へボリュームダウンボタンを3秒間長押し
*おまえのケータイの機種によって違います。


7. 音楽を聴く:内蔵FMラジオやケーブル接続でのMP3プレイヤーなど
(略)
※訳者注1:この取扱説明書には明記されていませんけど、アメリカ仕様のG4の場合、受信可能なFMの周波数帯が「87.5 MHz~108 MHz」ということなので、日本では実質的に聴取不可能です。ここ注意。

※訳者注2:MP3プレーヤーを外部入力端子にコードで接続した場合、スタートやポーズ、早送りなどの操作はプレーヤー本体で行わなくてはならないとのこと。ただ、Q2のときはボリュームもプレーヤー本体でする必要があったけど、この説明書によると、G4はヘッドセット側のボリュームボタンでも音量調節は可能みたいどす。




8. ケータイを使う
<ケータイ通話の開始と受信>
基本の機能
着信に応答する着信の最中、モバイルボタンを1回押すか、おまえの好きな言葉ならなんでも構わないので何かを大きな声で話す
着信を拒否する着信の最中、15秒間黙ったままでいるか、モバイルボタンを3秒間長押しする
通話を終了する通話の最中、モバイルボタンを1回押すか、他方のパーティが通話を終わらせるのに任せる
ボイスダイアルスタンバイ中、モバイルボタンを押して、おまえが電話したい相手の名前を大きな声で話す。ただし、この機能はボイスダイアル機能が内蔵されているケータイでしか使えませんよ。
リダイアルスタンバイ中、モバイルボタンを2回押す
3者通話のための高度な機能
チャンネル「A」をケータイ通話に加える/切り離すケータイで通話中にチャンネル「A」ボタンを1回押す
チャンネル「B」をケータイ通話に加える/切り離すケータイで通話中にチャンネル「B」ボタンを1回押す

ヘッドセットがケータイ通話をしているとき、インカム通話の要求は自動的に却下されます。
ケータイ通話が終わったら、インカム通話を始めたり受けることができます。

<ステータスを表すLED>
LEDの光り方ステータス
なんも光ってないヘッドセットがオフ
3秒ごとに青LEDが1回スタンバイ-進行中の通話は無し
3秒ごとに青LEDが2回オーディオがオン
3秒ごとに赤LEDが1回スタンバイ-バッテリーが少ない
3秒ごとに赤LEDが2回オーディオがオンになっている&バッテリーが少ない
赤がつきっぱ充電中




9. インカムを使う
9.1 まず始めに
この「パワーセット」は、アンテナを上げるだけでインカムのすげえ通話距離を体験できます。フリップアップアンテナのおかげでインカムの通話距離を最大で1マイル/1.6km(地理的要素にもよる)まで伸ばせるんですよ。このアンテナは、通話品質に影響を与えちゃうような、混雑した都市部で走行するときにも役に立ちます。インカムを使わないときでも、つうか特に必要ないときでもアンテナを立てっぱなしで大丈夫です。

G4パワーセットは、工場出荷時にペアリングしてある2台のG4が入ってます。インカム・ブルートゥース接続を追加したいときは、まず最初に自分のG4を他のヘッドセットとペアリングしてね。
ペアリングは1回で済みます。1回終われば、ヘッドセットはペアリングしたままだし、通話距離内に入ったときいつでも自動的にお互いを認識します。

他のスカラライダーとのインカム使用についての詳細は、以下のセクション9.11を見てください。
おまえのヘッドセットには、ヘッドセット間のインカム通話で使える2つのチャンネルがついています。だから、最大で他に2台のヘッドセットと同時にコミュニケーションがとれるんです。もしこれらのヘッドセットのうちひとつがさらに別のG4ヘッドセットとつながっているなら、4人のメンバー全員で4者通話カンファレンスモードに入れます(後述のセクション9.10cを見てや)。

9.2 下位互換性
おまえのG4は、もっと前のスカラライダーのモデルと組み合わせてインカム通話もできるし、いつでも優先する通話相手を変えることができます。
G4とつなげられる他のスカラライダーは今のところ4種類のモデルが入手可能で、このそれぞれとの接続に固有の特徴ないし限界があります。
インカムの通話距離に関しては、G4と他のスカラライダー間では、(G4よりも)短い通話距離しか持たない機器の最大通話距離に制限されちゃいます。例えば、おまえのG4とスカラライダーQ2とをつなぐと、最大でもQ2の最大(想定)距離であるところの500mまでしか使えないってことです。
以下のセクションで、G4と「Q2」、「Solo」、「FM」、「Team Set」のドライバーセットといった他のスカラライダーとのペアリングの仕方が分かります。加えて、おまえのヘッドセットはシューベルト(※訳者注:ヨーロッパのヘルメットメーカー)のSRCシステムと完全な互換性もあるよ。詳しくは、www.cardosystems.com/src. を見てちょんまげ。

9.3 インカムを使い始める前に
おまえのG4には、他の2台のヘッドセットと素早く接続できるように2つのボタンが付いています。この他の2台のヘッドセットセットのことを、チャンネル「A」とかチャンネル「B」って呼ぶんでよろしく。次からのセクションでは、3番目の参加者の追加の仕方とか、インカムカンファレンスモードのやり方も分かりますよ。

おまえが買った箱の中には2台のヘッドセットが入っているけど、工場出荷時にすでにペアリングされているので、すぐに使えます。3者通話とか4者通話をするためにバイカーを追加したいんじゃなければ、次の説明は飛ばしてセクション9.4に進んじゃっていいです。

もし3者とか4者通話のセッティングをしたい、あるいはもっと前のスカラライダーとペアリングをしたいなら次を読んでね:

G4はスカラライダーファミリーのどのモデルともペアリングできるんで、まず最初にお好みの構成にしたがってG4をペアリングして、必要に応じて後から変更なり修正なりをするのがオススメです。例えば、そのどちらもG4を使っている二人のお友達とインカムを使ってコミュニケーションをとりたいっていうのがおまえの主な使用法なら、以下のセクション9.10bで述べるようにペアリングしたほうがいいです。
だもんで、まず最初に以下の表の中から、現時点でのお好み構成を選んで、その参照セクションにしたがってペアリングの手順を見てみてください。で、それが終わったら、セクション9.4「インカム通話を開始するには」に戻ってきてね。
ペアリングしたい組み合わせこの説明書の参照セクション
おまえのG4と別のG4単体9.10a
おまえのG4とQ2単体
おまえのG4ともっと前のスカラライダー単体9.10b
おまえのG4と3番目のG4
おまえのG4とG4単体とQ2単体9.10c
おまえのG4と2台のQ2
おまえのG4とG4単体ともっと前のスカラライダー単体
おまえのG4とQ2単体ともっと前のスカラライダー単体
おまえのG4とほかの2台のスカラライダー
おまえのG4を4者通話の一部として使う


9.4 インカム通話を開始するには
おまえのG4とペアリングしてある他のヘッドセットとインカム通話を始めるには二つの方法があります(おっと、スタンバイモードに入ってることを確認してね):
ボイス・コネクト:
比較的短い会話にオススメ。っつうのも、30秒黙ったままだとスタンバイモードに戻るから。
大きな声で話し始める
いったん大きな声で話し始めると、ペアリングされた両方のヘッドセット、つまりチャンネルAとチャンネルB(もし両方ともあればの話)とインカムが確立されます。インカムは通話の参加者みんなが30秒黙ったままになるまで、そのままの状態です(2者通話のときも同じく)。
チャンネルボタン・コネクト:
長い話のときにオススメ。チャンネルが開けっぱなしになるから。
チャンネルAボタンを1回押して、インカムからチャンネルAヘッドセットをインカムに入れる、あるいは切り離す
チャンネルBボタンを1回押して、インカムからチャンネルBヘッドセットをインカムに入れる、あるいは切り離す
NOTE: インカムが入っているとき、リダイアル&ボイスダイアル機能は使えません。

9.5 インカムを受けるには
いったんペアリングした別のヘッドセットがインカムを通じておまえに話しかけようとすると、ほぼ即座に会話が始まります。
NOTE: ヘッドセットの優先モードは、進行中の携帯電話やGPSを邪魔しないように、インカム通話を無効にするように設定されています。そういう場合、インカム通話を開始しようとした人にはビジーシグナルが聞こえて、おまえには2回ビープ音が聞こえます。その音で、インカム通話がおまえを呼び出そうとしてるってことを表してるわけです(ペアリングした機器の音声優先順位について、詳しくはセクション4.3を見てね)。

9.6 VOX機能の有効化/無効化について
いくつかの重要な機能を安全かつハンズフリーで操作できるように、G4にはVOX技術が備わってます。
通話を受けるには、例えば「ハロー」なんていう言葉を大きな声で喋ればOK。通話を受けたくなければ、大体15秒間ぐらい黙っているだけで大丈夫です。
スタンバイ状態で、ボリュームアップボタンとボリュームダウンボタンを同時に3秒間、ビープ音が聞こえるまで押し続けて下さい。デフォルトの状態では、VOXが使えるようになっています。
NOTE: VOX機能の有効化/無効化はインカム機能にのみ作用します。

9.7 ペアリングのリセット(オリジナルの設定に戻す)
以下のやり方で、ペアリングした全ての機器をいつでも消せます。
1. G4の電源を入れた状態で、赤と青のLEDが交互に素早く点滅し始めるまで、モバイルボタンを少なくとも6秒間押し続けて。
2. ボリュームアップボタンを3秒間押し続けて。
3. 赤と青のLEDが同時に5回光るから、そしたらヘッドセットの電源をオフに。リセットがちゃんと終わってまっせ。

9.8 注意点
a.おまえのG4を他のスカラライダーと接続
おまえのG4を他のスカラライダーのモデルとペアリングするには、以下のセクション9.10cを参照してくんろ。

b.ビジー状態(G4使用中)
すでにケータイ/GPS/インカムがオンになっているヘッドセットとインカム通話を試みようとすると、その別のヘッドセットがビジー状態だよっていうことを知らせる2回のビープ音が聞こえます。

c.インカムの自動再接続
もしインカムの通話距離を越えてしまったせいで接続が切れちゃったとすると、通話距離内に再び入ったときに自動的に再接続しようとします。
あと、対応するチャンネルボタン(工場出荷時にペアリングされてるパワーセットの場合、「A」のほう)を押すことで、手動でも再接続できます。手動の再接続では、片方のライダーだけがチャンネルボタンを押してね。

d.カンファレンスモードの限界
3者、あるいは(おまえを含めて)4者間でのインカムカンファレンスモードに加わるときはいつでも、2つの接続を同時に保持している参加者は、そのカンファレンスモードが続いている限りケータイとかGPSは受けられません(詳しくはセクション9.10bと9.10cを見てね)。

9.9 インカムのトラブルシューティング
まず、おまえのマイクがおまえのお口の真ん前に正しく位置しているかを確認してください。
あと、G4はいろんな騒音の中で使われることを想定して設計されています。だから、インカムの機能をテストするには、例えばアイドリングしているバイクのそばとか騒がしい環境の中でするべきで、室内とかじゃダメです。
あとあと、以下に述べるセットアップの手順にしたがってヘッドセットがちゃんとペアリングされているかも確かめてくんろ。

9.10 G4で他のG4とインカムするには
9.10a 2者通話
おまえのパワーセットユニットは工場出荷時にペアリングしてあって、それぞれのチャンネルA経由でコミュニケーションをとるように構成されてます。どんな理由であれ、これらをもしもう一回ペアリングしたいんなら、以下の手順に従ってください:
1. 両方のG4が電源オフになっているときに、青のLEDが3回光るまでモバイルボタンを長押しして両方の電源を入れてください。
2. 両方のヘッドセットがゆっくり青く光ってることを確認。
NOTE:すでに使用中のチャンネルを選ぶと、そのチャンネルは新しくペアリングするヘッドセットに上書きされちゃうからね。
3. 1番目のG4で、青と赤のLEDが素早く点滅し始めるまで少なくとも6秒間チャンネルAボタンを長押ししてください。
4. 上記の手順3を2番目のヘッドセットでも繰り返して。
5. 数秒以内に、両方のヘッドセットが2秒間光り続けて、そしたらペアリングが完了してもう使えますよっていうことです。
NOTE:もしペアリングが2分以内に終わらないと、スタンバイモードに戻ります。

<インカム通話を始めるには>
スタンバイ状態にあるとき、ペアリングしてあるおまえのヘッドセットでインカム通話を始めるには二つの方法があります:
ボイス・コネクト:
大きな声で話し始める
いったん大きな声で話し始めると、もう片方のヘッドセットとのインカム通話が確立されます。インカムは通話の参加者みんなが30秒黙ったままになるまで、そのままの状態です。
チャンネルボタン・コネクト:
(ペアリング時に選んだ)チャンネルボタンを1回押す
すると、インカム通話にヘッドセットを加える、あるいは切り離します

9.10b 3者通話
おまえのパワーセットのヘッドセットたちに3番目のG4を加えると、次のような3者間でのインカムカンファレンスコールができますよ:

3-way.jpgこの図では、ライダーBがライダーAとライダーCにペアリングされています。

IMPORTANT: ライダーBはカンファレンスモードの間、二つのブルートゥース接続を使うもんだから、ライダーBはケータイとかGPS機器とはカンファレンスモードが終わるまで切り離されてしまいます。カンファレンスモードが終わると、自動的にケータイやGPSと再接続されます。ライダーAとライダーCは、3者通話の間もケータイやGPSとつながったままです。

<3者通話のセットアップと操作>
インカムのチャンネルペアリング/コネクションボタンペアリングモードのLED
チャンネルAチャンネルAボタン赤のLEDが素早く点滅
チャンネルBチャンネルBボタン青のLEDが素早く点滅

3者間でのペアリング(G4のみに対応)
おまえのパワーセットに3番目のG4を加えるには、工場出荷時にペアリングしてあるヘッドセットのうち、どちらかをライダーBと決める必要があります(上の図表を見てちょんまげ)。工場出荷時にペアリングしてあるヘッドセットはチャンネルAを使っているもんだから、これからライダーBと3番目のG4(つまりライダーCね)とをペアリングせにゃなりません。
a. 青いLEDが3回光るまでモバイルボタンを長押しして、ライダーBのユニットとライダーCのユニットの電源を入れて。
b. 青いLEDが素早く点滅し始めるまで、両方のヘッドセットのチャンネルBボタンを押し続けて。それがペアリングモードに入ったっていうことです。
c. 数秒のうちに、両方のヘッドセットのLEDが2秒間点きっぱなしになります。ペアリングが終わって使えますよってことです。
d. ユニットAの電源を入れて、そいつが工場出荷時にペアリングしてあるユニットBと再接続するまで待ってください。AとBが自動で再接続しないときは、ユニットAのAボタンを押して、手動で接続してください。
NOTE: もしペアリングが2分以内に終わらないと、スタンバイモードに戻っちゃうよ。

<インカム通話を始めるには>
スタンバイ状態にあるとき、ペアリングしてあるおまえのヘッドセットでインカム通話を始めるには二つの方法があります:
ボイス・コネクト:
大きな声で話し始める
いったん大きな声で話し始めると、チャンネルAおよびチャンネルB(もし両方ともいればの話)とのインカム通話が確立されます。インカムは通話の参加者みんなが30秒黙ったままになるまで、そのままの状態です。
チャンネルボタン・コネクト:
チャンネルAボタンを1回押す
すると、インカム通話にチャンネルAを加える、あるいは切り離します
チャンネルBボタンを1回押す
すると、インカム通話にチャンネルBを加える、あるいは切り離します

9.10c 4者通話
他の3台のG4とつないだときは、以下に説明するような4者間でのカンファレンス・インカムコール(full duplex:全二重通信)もできちゃいます。
ちょっと気を付けといてほしいのは、4者カンファレンスは直線的に働くってことで、2人のパッセンジャーたちがグループ全体を結びつける働きをしとるんです。だもんで、パッセンジャーの一人が通話から外れちゃうと、そのパッセンジャーが復帰するまで4者カンファレンスモードも途切れちゃうんです。

<2台のバイクで二人のライダーと二人のパッセンジャー間での4者通話>
riders and passengers.jpgこの絵では、二人のパッセンジャー(2番と4番)がそれぞれ2つのブルートゥースコネクションをもってる。
パッセンジャー2はライダー1とパッセンジャー4とペアリング
パッセンジャー4はライダー3とパッセンジャー2とペアリング
IMPORTANT: カンファレンスモードのときに、2人のパッセンジャーはそれぞれ2つのブルートゥースコネクションを使っているんだから、カンファレンスモードが終わるまでその2人はケータイからは切断されちゃうわけよ。カンファレンスモードが終了次第、パッセンジャーはどちらも自動的にケータイと再接続するけども。ライダー1と3は両方ともケータイとかGPSとかとはカンファレンスモード中でもつながったままだよ。

<4台のG4をペアリング>
インカムのチャンネルペアリング/コネクションボタンペアリングモードのLED
チャンネルAチャンネルAボタン赤のLEDが素早く点滅
チャンネルBチャンネルBボタン青のLEDが素早く点滅

カンファレンスモードで話すためには、4台のユニットが上のバイカーの絵みたいにペアリングされてないとダメです。まず最初はぜんぶ電源切っといてください。
NOTE: 「G4パワーセット」は工場出荷時にペアリングしておいた2台が入っております。もし箱から出したときのペアリングを変えてないなら、下のステップ1は飛ばしていいから。

Step 1:以下のように、ライダー1をチャンネルA経由でパッセンジャー2とペアリングする
a.青いライトが3回光るまでモバイルボタンを長押しして、両方のヘッドセットの電源入れてください。
b.いま、両方ともゆっくり青く点滅してますでしょう?
c.両方のヘッドセットで、青か赤のライトが素早く点滅し始めるまで、チャンネルAボタンを少なくとも6秒は長押ししてください(ライトの色についてはインカムチャンネルの表を参考に)。そういうふうに点滅したら、ペアリングモードに入ってるっていうことだから。
d.ボタンを離して、両方のヘッドセットが2秒間点灯するまで待ってください。そしたら、その2台がインカムとしてペアリングされたってことです(このプロセスは最大で2分かかるかも)。
Step 2:ライダー3とパッセンジャー4をチャンネルA経由でペアリング
上記のペアリング手順をライダー3とパッセンジャー4で繰り返してください。
Step 3:パッセンジャー2とパッセンジャー4をチャンネルB経由でペアリング
上記のペアリング手順を、チャンネルBを使ってパッセンジャー2とパッセンジャー4とで繰り返してください(上記の「Step1-c」で「チャンネルA」って書いてあるところを「チャンネルB」って置き換えて)。
さあ、これでやっと4者のカンファレンスモードのペアリングが終わって使えるぞ。
NOTE: もしペアリングが2分以内に終わらないと、スタンバイモードに戻っちゃうから。

<4者通話をする>
上記のように4台のヘッドセットをいったんちゃんとペアリングできて、4台ともスタンバイ状態なら、以下のような手順でカンファレンスモードを始めてください。
a. パッセンジャー2がBボタンを押してパッセンジャー4と通話を開始。音声が両方のヘッドセットから聞こえるのを待って、次のステップへ。
b. ライダー1がAボタンを押してパッセンジャー2と通話を開始。
c. ライダー3がAボタンを押してパッセンジャー4と通話を開始。
これで4者通話が出来上がったというわけです。
NOTE: もしヘッドセットのうち一つが、接続が途切れたり4者通話から抜けて戻るのに失敗したら、上記の3つの手順を繰り返してください。

9.11 G4を他のスカラライダーと一緒に使うには
インカムのチャンネルペアリング/コネクションボタンペアリングモードのLED
チャンネルAチャンネルAボタン赤のLEDが素早く点滅
チャンネルBチャンネルBボタン青のLEDが素早く点滅

9.11a. スカラライダーQ2との2者通話
おまえのG4をスカラライダーQ2と使うんだったら、Q2のマニュアルも読むのがオススメ。
1. もしどっちかのヘッドセットが電源オフになっているなら、(G4なら)モバイルボタンを、(Q2なら)CTRLボタンを、青いランプが3回光るまで長押しして電源入れといてください。
2. 両方のヘッドセットがゆっくり青く点滅してることを確認してください。
3. G4側は、Q2とペアリングするのに利用可能なチャンネル(AかBかのどっちか)を選んでください。
NOTE: すでに使用中のチャンネルを選ぶと、そのチャンネルでペアリングされていたヘッドセットが新しくペアリングしたヘッドセットに置き換えられちゃうよ。
4. G4側で、このペアリングに割り当てたチャンネルボタン(AかB)を青か赤のライトが素早く点滅し始めるまで少なくとも6秒間押し続けて。そしたら、インカムペアリングモードに入ったっていうことです(ペアリングのライトの色はインカムチャンネルの表を見てね)。
5. Q2側では、CTRLボタンとMCボタンを赤いランプが素早く点滅し始めるまで押し続けてください。それがインカムペアリングモードになっているっていうことだから(Q2のマニュアル読んで)。
6. 数秒のうちに、両方のヘッドセットのライトが2秒間点きっぱなしになって、それがペアリングされたっていう証で、もう使っても大丈夫です。
NOTE: もしペアリングの作業が2分以内に終わらないと、ヘッドセットはスタンバイモードに戻っちゃうよ。

9.11b. もっと前のスカラライダーとの2者通話
おまえのG4を、「Solo」とか「FM」とか「TeamSet」のドライバーユニットといった他のスカラライダーのもっと前のモデルと一緒に使うには、そのモデルのマニュアルを持ってることを確認しといてください。
1. G4がオフになっているときに、青いランプが3回光るまでモバイルボタンを長押しして電源入れといてください。
2. もう片方のスカラライダーで、赤/青のLEDが素早く交互に点滅し始めるまでCTRLボタンを長押しして電源を入れてください。
3. G4用に、そのヘッドセットをペアリングする利用可能なチャンネルを選んでください。
NOTE: すでに使用中のチャンネルを選ぶと、そのチャンネルでペアリングされていたヘッドセットが新しくペアリングしたヘッドセットに置き換えられちゃうよ。
4. G4側で、このペアリングに割り当てたチャンネルボタン(AかB)を青か赤のライトが素早く点滅し始めるまで少なくとも6秒間押し続けて。そしたら、インカム・ペアリングモードに入ったっていうことです(ペアリングのライトの色はインカムチャンネルの表を見てね)。
5. 数秒のうちに、両方のヘッドセットのライトが2秒間点きっぱなしになって、それがペアリングされたっていう証で、もう使っても大丈夫です。
NOTE:
・もしペアリングの作業が2分以内に終わらないと、ヘッドセットはスタンバイモードに戻っちゃうよ。
・スカラライダーの昔のモデルやスカラライダーQ2をパッセンジャー用のユニット(たとえば「Solo」とか「FM」とか「TeamSet」のドライバーユニット)として使っているときは、ボイスコネクトのインカムはスカラライダー・ヘッドセットからしか開始できません。しかし、ボタンを押すことでいつでも、他のスカラライダーのユニットからでも手動でインカムを開始することはできます。


<G4側からインカム通話を始めるには>
スタンバイ状態にあるとき、ペアリングしてあるおまえのヘッドセットでインカム通話を始めるには二つの方法があります:
ボイス・コネクト:
大きな声で話し始める
いったん大きな声で話し始めると、もう片方のヘッドセットとのインカム通話が確立されます。インカムは、通話の参加者みんなが30秒黙ったままになるまで、そのままの状態です。
チャンネルボタン・コネクト:
(ペアリング時に選んだ)チャンネルボタンを1回押す
すると、インカム通話にヘッドセットを加える、あるいは切り離します

<スカラライダーQ2側からインカム通話を始めるには>
MCボタン・コネクト:インカム通話を開始するには、MCボタンを2回押してください(ボタンを押すとき、間隔を3秒空けてください)。通話を終わらせるには、ボタンを1回押してください。

<もっと前のスカラライダー側からインカム通話を始めるには>
CTRLボタン・コネクト:インカム通話を開始/終了するには、CTRLボタンを1回押してください。

9.11c. 3者通話(他のスカラライダーを使って)
おまえが買ったG4の2台セットは、工場出荷時にペアリングされてます。通話距離に関して言えば、おまえのG4とほかのスカラライダーのユニットでの3者通話は、そのどれか、いちばん性能が低いやつの最大通話距離に準じてしまうから悪しからず。たとえば、おまえのG4を2台のQ2とつないだとしますよね?そしたら、インカムの通話距離は最高でも(Q2の最大距離であるところの)500mになってしまうんです。
NOTE: もっと前のスカラライダー(たとえば「ソロ」とか「FM」とか「チームセット」のドライバーユニットみたいなモデル)とつないだときは、ライダー・トゥ・パッセンジャーモードしかダメだから。

すべての選択肢はFull Dupulex(全二重通信)で、これはすべての参加者がお互い同時に話すことができるっつうことです。ケータイとか固定電話に似ていて、ウォーキー・トーキー(※訳者注:携帯用の送受信両用の無線機)とは違うんです。

<おまえのG4を他の2台のQ2と使うには>
上記セクション9.11aのセットアップにしたがって、「ライダー・トゥ・パッセンジャー」モードか、「バイク・トゥ・バイク」モードのどちらかで使ってください。

<おまえのG4を、1台のQ2と、SoloあるいはFMあるいはTeamSet(Driver)と使うには>
Q2:上記セクション9.11aにしたがってセットアップして、、「バイク・トゥ・バイク」モードで使ってください。
Solo、FM、TeamSet(Driver):上記セクション9.11bにしたがってセットアップしてください。ただし、、「ライダー・トゥ・パッセンジャー」モードでしか使えません。
例えば:
おまえのG4と、1台のQ2と1台のFMとをペアリングするために
1. チャンネルAを使って、セクション9.11aで示したようにG4とQ2をペアリング
2. チャンネルB(「ライダー・トゥ・パッセンジャー」での使用のみ)を使って、セクション9.11bで示したようにG4とFMをペアリング

<G4パワーセットを他のスカラライダーと一緒に使うには>
(たとえばQ2、Solo、FM、TeamSet(Driver)など)
NOTE: 「G4パワーセット」は工場出荷時にペアリングしておいた2台が入っております。もし箱から出したときのペアリングを変えてないなら、下のステップ1は飛ばしていいから。
1. 上記セクション9.10aにしたがって、2番目のG4をペアリングする
2. (おまえが使いたいヘッドセット次第で)上記セクション9.11aまたは9.11bにしたがって、セットアップする
例えば:
G4と、もう一個のG4とスカラライダーFMの場合
1. チャンネルAを使って、セクション9.10aで示したようにG4ともう一個のG4とをペアリング
2. チャンネルB(「ライダー・トゥ・パッセンジャー」での使用のみ)を使って、セクション9.11bで示したようにG4とFMをペアリング

<G4側からインカム通話を始めるには>
スタンバイ状態にあるとき、ペアリングしてあるおまえのヘッドセットでインカム通話を始めるには二つの方法があります:
ボイス・コネクト:
大きな声で話し始める
いったん大きな声で話し始めると、チャンネルAおよびチャンネルB(もし両方ともいればの話)とのインカム通話が確立されます。インカムは通話の参加者みんなが30秒黙ったままになるまで、そのままの状態です。
チャンネルボタン・コネクト:
チャンネルAボタンを1回押す
すると、インカム通話にチャンネルAを加える、あるいは切り離します
チャンネルBボタンを1回押す
すると、インカム通話にチャンネルBを加える、あるいは切り離します




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コメント 12

アス

翻訳たすかりますー
参考にさせてもらうっすー
by アス (2010-06-25 10:54) 

ビキ

かなり見づらくなっちゃってスイマセン。

訳してみたはいいものの、G4とQ2のペアリングのくだりがわれながらよく分かっていない…。
by ビキ (2010-06-26 11:10) 

たろ芋

今回のエントリーはブログの域をはるかに超えているな。
by たろ芋 (2010-06-27 12:50) 

ビキ

ひまじん、ここに、きわまれり
というかんじです。
by ビキ (2010-06-29 02:10) 

スカ

初めまして!
自分も先週ebayでpowersetを購入しました
そしてついさっき届いたのですが、日本語訳が無い…
で、さっそくググったらこのページが見つかりましたw
めっちゃ分かりやすくて助かりました!
ありがとうございます!
by スカ (2010-07-16 22:20) 

ビキ

はじめまして! そして、どういたしまして!
かなり不完全で適当な和訳ですが、お役に立てたようで嬉しいです。

僕自身はスカラライダーG4を持っていないのですが、G4パワーセットはかなり便利そうですよね。Q2ユーザーからしてみると、とても羨ましいです。
by ビキ (2010-07-17 03:37) 

こういち

ありがとうございます!
めっちゃ助かりました!
それと、面白い訳で、読んでて笑えました。
by こういち (2010-11-18 14:38) 

ビキ

いえいえ、どういたしまして。
いい加減な訳文なので恐縮です。

G4をガンガン使い倒してください!
by ビキ (2010-11-19 01:46) 

はれはれ

旧友にそそのかされて二輪免許を取得し、連れだってあちこちツーリングに行っていました。
この度、共通の友人が免許を取得。3人で会話できる通信機を探して、G4に目をつけていたところで、ここを見つけました。
一大決心して米amazonで3台購入。
日本語マニュアルを大変参考にさせて頂きました。
実戦投入はまだですが、今から楽しみです!
by はれはれ (2011-01-23 00:47) 

ビキ

自分は昔、旧友をそそのかした側です(笑)。

ともあれ、この拙い記事がお役に立てたようで大変嬉しく思います。
インカムを使いながらのバイクツーリング(しかも3者!)は、走ることがきっとまた一段と面白くなるはずです。どうか安全に気をつけて、ご友人方とバイクライフを思いきり楽しんでください!
by ビキ (2011-01-23 01:53) 

kemi

どうも、。
付いてきた日本語の説明書は役にたたなそうなので
参考にさせていただきます。
ありがとうございます。
by kemi (2011-05-19 09:34) 

ビキ

どういたしまして!
適当な日本語訳ですけど、ちょっとでも参考になれば幸いです。
by ビキ (2011-05-20 01:58) 

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