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Nolan買いましてん [バイク / のりもの]

N43.jpgもう去年の6月ぐらいの話(!!!)になっちゃうんですけど、バイク用のヘルメットを買いました。おイタリアのメーカーNolan(ノーラン? ノラン? どっち?)の「N43」というモデルで、日本では売っていないもんだから、例によってアメリカのeBay経由で個人輸入しました。右の写真のようにアゴやヒサシを脱着できたりする変態メットです。

ええ、分かってます。なーにがイタリアだこの豚野郎、気取りやがって。おまえごときの低容量頭蓋骨は普通に日本のメーカーで充分なんだよ! でしょ。調子乗って、まじすいません。

ほんとは、ショウエイのジェット型を買おうと思ってて、そのモデルを使ってる人の感想をネットで探してました。そしたら、「ショウエイの(まさしくオレが手に入れようとしていた)"J-Force Ⅲ 岡田商事オリジナルモデル"を考えたけどやっぱりNolanにした」というブログの記事に出会い、その分かりやすくて説得力あふるるページを読めば読むほど「N43」に惹かれて、ついに購入へ。われながら流されやすいぜ、ククク。しかも、この記事を書き終わってから気づけば、最初にオレが読んだブログの人の文章をほとんど焼き直しただけみたいな感じになってた…。恩を仇で返すとはこのことか。ほんと、こんなんですいません。

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【ポイントその1 / 風の巻き込みが少ない(らしい)点】
RIMG3537.JPGオレはコンタクトレンズを使っているんですけど、風が強い日にバイク乗ると、ヘルメットの隙間から入ってくる風で目が乾くのなんのって。くだんのブログの人によると、チンガードのおかげで風の巻き込みは相当少ないとのこと。実際自分で試してみても、もちろん巻き込みがゼロではないものの、今まで使っていたヘルメット(ZENITH)に比べれば雲泥の差。チンガードを外して乗っても、シールドが下まで長く、あまり風は入ってこない。これは大変にありがたいです。
まあ、「素直にフルフェイスにすればぁ?」という声もあろうかと思いますが、ジェット型の開放感・視界の広さは捨てがたいっつうことで。あと、チンガードを装着した状態でインカムのマイクを使おうとすると、オレのお口とチンガードの隙間がほとんど無いせいで、その間にあるマイクがいつも唇に触れているような近さになってしまって気持ち悪いので、最近はチンガード外してます。略してノー・チン。

※ちなみに、写真ではインカムが付いていますけど、もちろんこれは付属品ではなく、自分が前から持っていたスカラライダーQ2をくっつけたものです。無加工では挟みこんでの取付けが出来なかったので、両面テープを使うやり方で付いています。あと、シールドに写りこんでいる不審者は無視してください。

【ポイントその2 / 内蔵サンバイザーが付いている点】
RIMG3532.JPG側面にレバーが付いていて、これを上方にスライドさせると、ヘルメット内部からシャコーンとサングラス然としたバイザーが出てくる。初めて見たときはあまりに斬新すぎる気がしたけど、ヨーロッパ系のメットではこの機構はわりとポピュラーみたいです。これも、このモデルを買う大きな動機になりました。
RIMG3535.JPGというのも、走行時に日光がまぶしいことがあって、ヒサシ付きのメットも一時購入候補に挙がっていたのです。たとえばアライの「アップタウン」とか、ショウエイの「ホーネット」とか。でも、これらだと明らかに自分のバイクのトランクに入らなそうだし、風切り音や空気抵抗やらの懸念もあって、ふんぎりつかずにおりました。

実際、このメットを買ってすぐにお台場のデカいループ橋を走ったときに、夕陽がとても眩しかったのですが、いまがチャンス! とばかりに内蔵バイザーを使ってみると効果てきめん。ひさしの付いていないヘルメットを被った他のライダーたちはまぶしさのあまり目がくらんで次々と東京湾へダイブ。みんなさめにたべられて、とてもかわいそうだなとぼくはおもいました。

【ポイントその3 / 買おうとしていたショウエイのジェットより安い点】
最初に欲しかったショウエイのモデルは4万円台前半、これは(購入時の)1ドル93円換算で本体が約2万円、アメリカからの送料が約6,000円でした。送料ちょっと高いね…。
そういえば、アメリカからの到着が実質5日ぐらいで、その早さにちょうビビった。もしかして、気づかぬうちにオプションの早い便を選択していた? とにかく、「代金受け取りましたよメール」とか、「いま発送しましたよメール」とかがいっこうに来なくて、こりゃあ失敗したかーと思っているうちにピンポーンと到着。税関もスルーだったみたいです。

【その他、こまごまとしたこと】
RIMG3520b.JPGサイズについては、XLを買いました。事前にショウエイのジェットで試した「Lだと結構キツくてXLだとぶかぶか」というマイおつむデータと、「日本人が海外メットを買うときはワンサイズ上を買うべし」という言い伝えとを掛け合わせた結果です。実際のところ、幸運にもほぼジャストサイズ(ただし、正直言うと2時間ぐらいかぶっていると片耳が少し痛くなるときが最初はありました。でも、内装がヘタってきた今は収まっている)。
RIMG3530.JPGベンチレーションは、見た目こそ目立つものの、期待しないほうがいいと思う。そんなに風を通すわけではない気がする。
RIMG3526.JPGあごひもを留めるバックルの部分は、ワンタッチでもDリングでもなく、ラチェットタイプとでも言えば良いのか、とにかく初めて見たスタイル。さすがイタリアだぜッ!
と思っていたら、友だちが持っていた(おそらく)国産のヘルメットも、これと同じでした。知ったか、おつ。
RIMG3541.JPGもともとこのヘルメットは、自社のインカムシステムを組み込んで使うことを想定しているようで、インカム本体を埋め込むためのスペースやスピーカーコードの取り回しなど、いろいろ準備されています。

オレはスカラライダーを使い回すので、インカム本体用の穴は使えないんですけど、チークパッド横につけられた「溝」が意外と便利。というのも、スカラライダーのマイクアーム部分が、何度も上げ下げしているうちにバカになってきてしまっていて、ダラーンと下がってしまうことがよくありました。そこでこの溝に挿し込むと、希望する位置にアームがきちんと固定されてありがたい。

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最後に、このヘルメットは日本の規格を通っていない直輸入品です。「日本の規格をとってないメットだと違反で捕まる~」「万一のとき、保険が下りない~」云々という話をオレは信じていないし、そもそも法律上そうは読み取れないと思うのですが、経験があるわけではないので断定はできません。なので、もし貴方/貴女が同じようにこれを自分で買って使おうとするときには、どうかそこらへんのリスクをよく考えて、ご注意ください。
タグ:nolan N43
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