グサグサいきます [映画やドラマ (アメリカのやつ)]
アラスカ州、人口数百人の小さな町。1年のうち30日間ほど太陽が全く出ない「極夜」が始まろうとしていたその日、平穏な町で恐ろしい異変が起こりつつあった。なんと、ヴァンパイアたちが集団で襲撃を始めたのだ! 驚異的な身体能力と高度な知能をもつ彼らに、保安官エバン(ジョシュ・ハートネット)らが決死の覚悟で立ち向かうが…というお話。
オレの新作洋画情報源は、その8割方がテレ東『SHOWBIZ COUNTDOWN』なんですけど、それで知って観たいなあとしばらく前から思っていた映画。サバイバルホラーっつうんですか? でも、30日間っていうのが長くて、この手のジャンルとしてはそこが少し目新しいかもね。
始まりからじわりじわりと来る感じで、途中まではスリリングな雰囲気あふるるホラーとしてなかなか面白かったです。ただ、最後のクライマックスがなー、またいきなり漫画みたいになっちゃうっていうか、ちょっと残念。そしてエンディングの感動(させたかったのであろう)シーンがなー、変なCG使うもんだから、後味が台なし…。仮にああいう筋にするにしても、撮り方っていうものがあるでしょうに。『マックス・ペイン』のときにも思ったことで、ヘタなCGや特殊効果を使っちゃった結果、リアリティだとかそれまでの良い雰囲気をぶち壊すぐらいなら、直接その「絵」を撮らずとも別の婉曲的な伝え方をしたほうが効果的なのではないかと思うことが最近多々あります。自分でも何言ってんのかよく分かりません。ごめんなさい。
あと、オノでざくざくと首ちょんぱとか、結構ハードでグロいシーンがあるんで、そっち方面に弱い人はご注意あれ。さいきん、普通の映画っぽい顔してスプラッってるの多くない? 気のせいかしらん。
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