SSブログ

『ザ・タウン』の予習 [映画やドラマ (アメリカのやつ)]


ゴーン・ベイビー・ゴーン [DVD]

ゴーン・ベイビー・ゴーン [DVD]

2007年アメリカ/監督:ベン・アフレック
  • 出版社/メーカー: ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント
  • メディア: DVD
チンピラ上がりのパトリック(ケイシー・アフレック)は、恋人(ミシェル・モナハン)とともに生まれ育った街ボストンで探偵業を営んでいた。ある日、同じ街で失踪した4歳の少女を探すよう依頼が舞い込む。担当の刑事(エド・ハリス、モーガン・フリーマン)らに疎まれながらも、調べを進めるうちに、少女の母親がドラッグの運び屋であるなど意外な事実が明らかになり…というお話。

こんど公開される(ていうか既に公開されている、ていうかオレはこないだ観た)『ザ・タウン』という映画をとても楽しみにしていて、その監督であるベン・アフレックの初監督作がこの『ゴーン・ベイビー・ゴーン』。評判が高いのは前から知っていたのだけど、主役のケイシー・アフレックが『ジェシー・ジェームズの暗殺』のときの印象からいまいち好きじゃなくて未見でした。今回、『ザ・タウン』の予習として、えいやっと借りてみた。

ふむ。なかなか骨太なサスペンスというか人情もので、けっこう面白いじゃんスか。謎解き要素が思ったよりも強くて、もうちっとストレートな話だったら良かったなというのは個人的な好みであって、いたってまっとうな映画です。派手さはないけれどじわじわくる。掃き溜めのようなこの街で~、オレはいろんな悪さをしてきたさ~、父ちゃん出てったきり~、母ちゃんリスペクト~、ささやかな幸せまじ感謝~、みたいな、オレがちゃんと聴いたこともないのに勝手に想像してる日本語ヒップホップっぽく妙に底辺を強調した世界観。この映画にも、それがなきにしもあらずで。ただ、それをタオル振り回しながら(?)ステージで歌われちゃうとオレはどうしても微妙な表情にならざるをえないのに、ハリウッド映画でやられると「うーん、渋いねぇ」とか感動しちゃうこの不公平さよ。総じて、ベン・アフレックは監督の1作目にしては上出来ではなかろうか。こりゃあ『ザ・タウン』がいよいよ楽しみになってきた! ていうか、もう観たんだけども。

RIMG3714.JPGエド・ハリス、この映画でもキレるの巻。ちょっとスティングに似てる?
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。