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9<ナイン>~9番目の奇妙な人形~ コレクターズ・エディション [DVD]

2009年アメリカ／監督：シェーン・アッカー

• 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
• メディア: DVD

人類が絶滅してしまった世界。ある部屋で、背中に「９」と描かれた一体の不思議な人形(声:イライジャ・ウッド)が目を覚ます。外では恐ろしいビーストという巨大な機械が暴れまわっていた。なぜ人間はいなくなってしまったのか、あのビーストとは何なのか、そもそも自分は誰が作り出したのか。生き残りをかけて、「９」と仲間たちとの戦いが始まる…というお話。

公開されるときに新聞記事を読んで、おおけっこう面白そうと思っていたらいつの間にかレンタルに、さらに新作期間も過ぎていたというお決まりのパターン。

少しレトロSFっぽい、それでいてどことなく暗い世界観は好きな人が確実にいそう。しかも映像も綺麗。だけど、けっきょく最後まで話にのめり込むことは出来ませんでした。ストーリーが友情をテーマにしていて、それがどうしても薄っぺらいというか説得力がなくて、後半はほとんどただ映像を観るだけになってしまった。ビジュアル面と同じぐらいの完成度が脚本にもあれば、まただいぶ違ってくるのにと思ったデス。

この映画の制作がフォーカス・フィーチャーズ社で、いつも冒頭に挟まれる会社のプロモーション映像(とは言わないか。あれなんて言うの?)が好きだー。この水玉模様はオレの乙女要素をぐいぐい刺激してきて、こういうのの中でいちばん好き。スコット兄弟んとこの、謎の男が逃げているアニメっぽいアレも結構良いなあ。

逆に、たぶん今はもう変わったと思うけど、過去いちばん嫌だったのがギャガ・コミュニケーションズのそれ。なんか、ロボットみたいな何者かが大変に不愉快な機械音をキーキーいわせながら「GAGA」というロゴを形作っていく映像。説明下手すぎごめん。とにかくあれはひどかった。分かってくれる人がいるだろうか。いたらご一報を。テレパシーで可。

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