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いっちょ、ハプスブルってきた [アート的なアレ]

「タダケン、ニマイアル。オマエ、イクカ」というお誘いを受け、東京・六本木に『THE ハプスブルグ(ハプスブルグ展)』(東京では終了)を観に行ってきました。もちろん、ハプスブルグ家については「昔の金持ち」以上の事前知識はありません。

SN3K0470.JPGまず、会場の国立新美術館に初めて入ったわけですけど、えらくきれいなところですね。外観からして金かかってんなーという印象。この日は入場制限こそなかったものの人出が多く、そのせいでロビーの雰囲気もだいぶ違っていたかとは思うのですが、美術館内部もかなりオシャレな作りでございますこと。おほほ。本音を言うと、もうちょっと地味というか落ち着いた感じのほうが好きだ。
SN3K0489.JPG肝心の『ハプスブルグ展』。内容としては、ハプスブルグさんちが長年に渡ってしこしこ集めた美術品(主に絵画)を、イタリアやスペインなど、その作者の出身国ごとに展示したもの。

この日は週末ということも手伝って大盛況だったので、各美術品の前は押すな押すなの大行列(ちょっと言いすぎかも)。あんまり落ち着いて観られる状況ではなかったです。そんな中ぼんやりと考えたのが、やっぱり中世の絵画っていうのはモチーフとしてキリストが描かれていたり、なんらかの宗教的な色を帯びているものが多いなあということ。

翻って現代。果たして、画家が一様にテーマとして選ぶようなモチーフは存在しているだろうか。いや、「神は死んだ」この今にあって、そのような普遍的な題材などがそもそもありうるのだろうか。われわれはとうの昔に消滅した共同体を諦め、個々が隔絶し、その果てに自我すらをも疑い始めている中にあって、しかしだからこそそうした絶対的な存在すなわち人間を超越しくぁwせdrftgyふじこlp……はあはあ。み、水を…。とりあえず、ちょう込んでたッス。これこそ真理。

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SN3K0474.JPGギロッポンなんて恐ろしいところはめったに行かないので、ついでに東京ミッドタウンちゅうとこにも初めて入ってみたところ、値段が100万オーヴァーのベッドが普通に売られているのを見たりして、都会の怖さを再確認できました。あんなのにそんな大金出すんだったら、ちょうカッコいいスタンダード・トレードのベッドを10台買いますわい。

3枚目の写真は地下鉄構内のポスターで、「医学と芸術展」だってさ。ちょっと面白そう。


国立新美術館


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