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中盤のスナイプ合戦が好き [映画やドラマ (アメリカのやつ)]

『ハート・ロッカー』
2008年アメリカ/監督:キャスリン・ビグロー
http://hurtlocker.jp/

イラクで活動する爆発物処理隊「ブラボー中隊」に、新しくジェームズ軍曹(ジェレミー・レナー)が入隊する。彼は人並み外れた度胸で次々と爆弾を処理していくが、サンボーン軍曹(アンソニー・マッキー)やエルドリッジ技術兵(ブライアン・ジェラディ)ら他の隊員は戸惑う。中隊の任期明けがあとわずかとなる中、また新たな任務が彼らに下るが…というお話。

この監督、キャスリン・ビグローさんが昔撮った『ハートブルー』っていう映画がちょっと好きだっていうのと、リアリティ重視っぽい戦争物だっていうので観てきました(「僕、決してアカデミー賞につられて観に行ったんじゃないよ、受賞以前に前売り買ってあったんだからね」アピール(必死))。

いわゆる起承転結のような明確なドラマがあるわけではなく、爆発物を処理する人たちが爆発物を処理するお話。しかもけっこう暗い。だから、分かりやすいストーリーとか血わき肉おどるような戦争アクションを期待していると痛い目にあいます。観てる最中、同じイラクもの(?)の『ジャーヘッド』と似てるなあと思った。わりと好きなタイプの映画でした。
ただ、これがアカデミー賞をたくさん獲ったっていうのは意外。かなり内省的っつうか、イジイジしてるっつうか、小ぢんまりしてるっつうか…。『アバター』よりはずっと面白いと思ったけど、アカデミーたくさんもらえそうなのは絶対あっちだろーって、両方を観たあとでも思ったぜよ。

例によってどうでもいい話ですけど、タイトルの「ハート(hurt)」って原題を見るまで「心(heart)」かと勘違いしていて、「私の心をロックして!」とかなんとか、そういうキュンとくるような意味かと思ってた。スーパー名作『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』と同様、カタカナだと分かりくいオレクラスの低脳のために担当者はなんか工夫してほしいな。
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