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いかにも続編がありそうな… [映画やドラマ (アメリカ以外のやつ)]


ドゥームズデイ アンレイテッド・ヴァージョン [DVD]

ドゥームズデイ アンレイテッド・ヴァージョン [DVD]

2008年イギリス、アメリカ、ドイツ、南アフリカ/監督:ニール・マーシャル
  • 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
  • メディア: DVD
2035年、イギリス。27年前に猛威をふるった「死のウィルス」と呼ばれる致死率の非常に高い病気の感染者が都市部ロンドンで確認された。かつて、そのウィルスを封じ込めるために発生箇所である北部スコットランドを文字通り完全に「封鎖」、住人ごと見殺しにしたその地では人は既に生きていないはずだったが、衛星からの情報ではなぜか生存者の姿が…。急速に拡大しつつあるウィルスの治療薬を求め、凄腕の女性隊員シンクレア(ローナ・ミトラ)は精鋭チームを引き連れて北部へ潜入するが…というお話。

たいへん良く出来たB級、とでも言いましょうか。クールで強いヒロイン・テンポ良く進む話・迫力あるアクションシーン、でもヘンテコな近未来の設定。これらが絶妙なバランスで混じりあっていて、かなり楽しめたよ。

やっぱいちばんの見所は、なぜかモヒカン頭の『北斗の拳』ちっくな敵たちと美人隊員とのバトルですかね。相手もめちゃくちゃだけど、こっちもめちゃくちゃ。殺るか殺られるかの戦いです(ただし、DVDに「アンレイテッド(≒無修正)版」とあるのを見てうっすら想像していたんだけど、描写がかなりグロいんで、そういうのが苦手な人はやめといたほうがいいと思う。手首スパーン、みたいな生々しくて気持ち悪いのばっかり。これは冗談抜きでかなりのレベルだと思うからご注意あれ)。
あと、途中で話の雰囲気がガラリと変わるところがあるんだけど、それもそれで「Bっぽさ」だと思えば楽しめました。かのマルコム・マクダウェルも出てくるよ。

そういえば『北斗の拳』と言うと、オレは世代的にはドンピシャなんですけど(知らねえよ)、実は原作漫画をほとんど読んだことが無くって、「あのときラオウがさぁー…」とか、ときたま出るそういう同世代間的話題についていけないときがある。その手の話が楽しくて盛り上がるっていうことはよく分かるし、否定するものでもまったくないのだけど、こういった「知っている人たちだけでキャッキャ」的な、いわば閉鎖的な楽しさとでも言うのかな、そういうことを別の話題のときに自分も盛大にやっているハズで、それがなんだか怖い。別にみんなに好かれようと良い子ちゃんぶりたいわけではなく、無意識での排他性とでもいうべきものがなんとなく気色悪いと思うタチなもので。ああ、上手く書けないなちくしょうめ。

とにかく、あるテーマに対して同じバックボーンや前提知識を共有する人たちどうしで楽しむときの面白さが10オモ(いま考えた単位)あるとしたら、10オモすべてを仲間うちだけで消費するのではなくて、その背景を共有していないまっさらな人にも2~3オモぐらい伝えられたらと思う。伝えられるような技術が欲しいと思う。自分でも何言ってんのかよく分からなくなってきたけど、もちろん『北斗の拳』を今さら読みたがっているわけではないので、誤解なきよう念のため。
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