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サロゲーの、メリケーので、ソーシャって [映画やドラマ (アメリカ以外のやつ)]

下手したら去年観たやつも混じっているかもしれない映画の感想文。毎夜、心血を注いでエロ動画を探しているために時間が無く、書こう書こうとしているうちに詳細を忘れるという黄金パターンここに極まれり。そして、その打開策として、そうだ感想文を手抜きすればいい!キャハ☆彡 と閃いた次第です。手で抜いて、手を抜いて。もう最低。

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サロゲート [DVD]

サロゲート [DVD]

2009年アメリカ/監督:ジョナサン・モストウ
  • 出版社/メーカー: ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント
  • メディア: DVD

ブルース・ウィリスのSF。かなりのB級臭ただよう一品で、設定は面白そうなのになぜかつまらないです。序盤に出てくる髪の毛フサフサのブルースさんはインパクト強すぎる。

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少年メリケンサック スタンダード・エディション[DVD]

少年メリケンサック スタンダード・エディション[DVD]

2008年日本/監督:宮藤官九郎
  • 出版社/メーカー: VAP,INC(VAP)(D)
  • メディア: DVD

オリンパスのカメラを買って宮崎あおいになるための予習として観てみた。したら、なんか、おじさん最後までいまいち作風に乗りきれず。そういえば映画の途中でアニメシーンになるとこがあって、そのタッチが松本大洋っぽかったけど本人かなあ。いや違うか。


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RIMG3677.JPG『ソーシャル・ネットワーク』
2010年アメリカ/監督:デヴィッド・フィンチャー

西東京に住むミー山ハー助とはオレのこと。各種映画賞を受賞&ノミネートという話題性にホイホイ釣られて観てきた。例によって難しいことは分かんないけども、スピード感あふるる映画だなあと思った。早口と緊張感をあおるBGMのせい? 話はすんごい小ぢんまりしてんのね。あと、大学の先輩として双子役で出てきた人、あれほんとは一人なんだってね! エンドロールで気づいて、映像にまったく違和感なかったからすんげーびっくり。それがいちばん印象に残った。
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もう1月の話なんスけど… [映画やドラマ (アメリカ以外のやつ)]

『キック・アス』
2010年アメリカ、イギリス/監督:マシュー・ヴォーン
http://www.kick-ass.jp/index.html

クラスの女子からは無視されて、通りを歩けばチンピラたちにカツアゲされる。高校生のデイヴ(アーロン・ジョンソン)は冴えない青春真っ只中。そんな彼は、ある時ふと思う。僕は悪に立ち向かうヒーローになりたいと。なってはいけない理由なんてどこにもないじゃないかと。自前で揃えたタイツを着込んだ彼が、街中で偶然出くわした暴行現場でボコボコに殴られながらも果敢に正義を貫くと、その模様が動画サイトにアップされたからさあ大変。一躍、本当に街のヒーロー"キック・アス"となったのだ。調子に乗って悪漢退治を続けるも、そこにバットマンのコスチュームを着た男性"ビッグ・ダディ"(ニコラス・ケイジ)と少女"ヒット・ガール"(クロエ・グレース・モレッツ)の謎めいた親子まで現れて…というお話。

kickassinthetrain.jpgまた例によってテレ東『SHOWBIZ COUNTDOWN』で知ってから日本での公開を待っており。けれど東京では公開館が少ないしタイミングが合わないしで。こりゃ無理かなと諦めかけていたら近所の映画館でレイトショー限定での公開が決定し。なんてラッキー。喜び勇んで観に行ったら、期待以上に面白くて大満足でした(※左の画像はネットでの拾い物なので、自分が撮ったわけではありませんので念のため)

もっと小規模予算っぽい、派手なシーンはあんまり無くて「冴えない君」のダメ日記みたいな感じなのかと思ってた。そう、『スーパーバッド 童貞ウォーズ』みたいな。したら、確かにそういう面もあったけれども、すげえカッコいい映像が満載なんですけど。 そして、最初はバカ映画かと思いきやシリアスでハードでタフなストーリーへとぐいぐい変貌、こちらがあわあわして固唾を飲んで見守るクライマックスでやっぱりこれは壮大なバカ映画だったんだとトドメをさされる。なんなんだ、これは…。基本的にはコミカルな映画だとは思うんですけど、本気度がハンパじゃないっていうか、ものすごく一生懸命にアホな映画を作ったという。これは褒めてます。

これは日頃洋画を観ながらうっすら感じていたことをこの作品を楽しんでいる最中にもボンヤリと考えたことで、向こうの映画における「文法」ないし「技法」は、それぞれがもうある一定のレベルで確立されていて、監督の力量とは個々の「文法」「技法」そのものではなく、もうその上の、ノウハウの集合体みたいなものをどのようにまとめるか、あるいはどのように選んで組み合わせるのかというレベルに達しているのだろうなと痛感しました。この狂人は何言ってんのかさっぱり分かんないですね、すいません。

例えば街の通りをスポーツカーで流す、ただそれだけのシーンを、どんな角度でどのような音楽をつけながら撮ったらカッコ良くなるのか、その基礎知識というか最低ラインみたいなものが向こうの人たちの(一部だか多くだかは分からないけど)共有されている気がするんです。あるいは、銃を撃つシーンでどうすれば迫力ある映像になるのか、はたまたクスクスと笑いを誘うシーンではどんな「間」をつけるべきなのか、とかとか…。日本の映画も、もちろん面白いのは沢山ありましょう。立派な映画は多く撮られておりましょう。でも、それは一人ひとりの監督の技によるもので、邦画界全体によるノウハウの積み重ねという観点から考えると、なんとも心許ないような気がするのです。なんか知ったかぶった映画論みたいな感じになってごめんなさい。これは何の裏付けもなく(え!?)、映画観ながらただテケトーに考えたことなので怒らないで。

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RIMG3633.JPG映画本編とは関係ないんですけど、今回は東京・大泉のTジョイというシネコンで観てきました。最近はシネコンであればたいていユナイテッド・シネマだったので、ここは久しぶり。そしたら、チケットの販売方法が自動発券機オンリーになっていてびっくりしました。

受付のきれいなお姉さんによる、にこやかな顔のうらに潜む「週末の夜に一人で映画観るしか脳がねえのかよこのゴミ虫がッ!」という視線。それを受けながらチケットを渡される恥辱プレイを楽しみにしていた一人としては、なんとも残念なシステム変更であります。オレが全身に浴びたいのは松山ケンイチの視線ではなく、あのお姉さんの突き刺すような眼差しなんだ…。機械化にシンボライズされる近代合理主義とは、レイトショーで芽生えるささやかな劣情すら許さぬものなのか。嗚呼、無情。

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邦題で損してる気がする [映画やドラマ (アメリカ以外のやつ)]


赤いアモーレ [DVD]

赤いアモーレ [DVD]

2004年イタリア、スペイン/監督:セルジオ・カステリット
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • メディア: DVD
外科医ティモーテオ(セルジオ・カステリット)が勤める病院に、ある少女がバイク事故で搬送されてくる。彼女は、なんとティモーテオの一人娘だった。生死の境をさ迷う娘の回復を祈る間、彼の胸に去来するのは家族の思い出、そして、数年前の夏に出会った一人の女性(ペネロペ・クルス)の姿だった…というお話。

オレの映画鑑賞動向を監視する闇の組織より、「ナニモイワズ、ナニモキカズ、ダマッテコノエイガヲミヨ!」という指令が下されました。恐怖のあまりバイクのシートをおしっこで濡らしながら近所のゲオに行ったものの在庫がなく、泣きながら向かったツタヤには置いてあったので、オレの命はことなきを得た。

RIMG3425.JPGやっつけとしか思えないひどい邦題とか、ジャケットの写真から想像する「ラテンのドロドロ愛憎劇」みたいなのとはちょっと違って、確かにそういう面も大いにあったにせよ、お話の主眼はペネロペ演じる薄幸女性の切ない想いであって、予想よりもずっと面白かった。ストーリーは完全に男性側の目線から、しかも後から考えるとすんごい自己中っぷりなんですけど、ペネロペの演技が良いせいか、はたまた自分が男だから気づきにくいのか、なぜか後味は爽やか。イタリア映画なんて久しぶりだったから、そういう意味でも新鮮でした。

写真は主役&監督の人。数学の秋山仁先生と鳩山由紀夫氏の中間っぽい。うん、明日にでも眼科行ってくる。
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なめてましたすいません [映画やドラマ (アメリカ以外のやつ)]


戦場でワルツを 完全版 [DVD]

戦場でワルツを 完全版 [DVD]

2008年イスラエル、ドイツ、フランス、アメリカ、フィンランド、スイス、ベルギー、オーストラリア/監督:アリ・フォルマン
  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: DVD
映画監督をしている男(声:アリ・フォルマン)は、ある日、若かりし頃の記憶が突然にフラッシュバックする。イスラエルの国軍に所属し、レバノンの浜辺にいる自分。しかし、なぜそこにいたのか、どんな任務だったのかが思い出せない。当時の同僚らを訪ね歩くと、意外な真相が…というお話。

たまげました。震えました。完全に見くびってました。本当にどうもすみませんでした。確か、何年か前に『おくりびと』とアカデミーを争ったとか何とかで名前だけは覚えてたんですけど、それほど観ようとは思っておらず。ただ、こないだ何の気なしに借りてみたら、そのクオリティにびっくりした。あと、どうでもいい情報として、『おくりびと』はまだ観てません。

日本やアメリカのアニメとは違う、なんて言うのかな、オレの文章力が小4以下なので上手く伝えられないんですけど、このアニメーションにはかなり独特なものを感じました。そんなにダイナミックな色使いや動きがあるわけではないのに、とても魅力的で繊細。影の使い方だろうか。うーん、こればっかりは観てみてとしか言いようがない。イスラエルのアニメ事情は知る由もないので、これがお国柄なのか、それともこの監督独自のテクニックなのかは判断つきかねますが、ちょっと中毒性があるような表現法だった。

そして内容。オレの世界史知識が小3以下なので、例の中東のいざこざは平均的ジャップ以下のレベルでほんとによく分からないんですけど、あの紛争をテーマとしています。それがサスペンスタッチでじわじわと明らかにされて、最後にガツーンと。そのインパクトったらなかった。もしちゃんとした予備知識をもった人が観たら、その衝撃度はさらに倍増したのではなかろうか。とにかく、おしゃれアニメと見せかけて、静かに、けれど毅然と戦争の惨禍を告発するこの鋭さよ。なーむー。
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小ぢんまり、でも面白い [映画やドラマ (アメリカ以外のやつ)]


月に囚われた男 コレクターズ・エディション [DVD]

月に囚われた男 コレクターズ・エディション [DVD]

2009年イギリス/監督:ダンカン・ジョーンズ
  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • メディア: DVD
月でたった一人、エネルギー採掘の仕事をするサム(サム・ロックウェル)の話し相手はコンピューター(声:ケビン・スペイシー)だけ。あと2週間で3年の契約期間がようやく終わり、地球に帰って妻子と再会することを心待ちにしていた。しかし、孤独な任務からあと少しで解放されるというところで、サムの体調に異変が起こる。事故を起こした後に医務室で目覚めると、以前とは何かが違っており…というお話。

ほうぼうで高い評判を目にしていて、期待しながら借りてみた1本。果たして、みんなの声を信じたオレは間違っていなかった。とても面白かったです。セツナSFっていうのかな、あんまり科学が前面に押し出されず、ほどほどの近未来感をもってして、人間性とはなんぞやと問いかける秀作でございました。(リメイクされた方の)『ソラリス』が好きな人は、これもきっと気に入りそうな気がする。

あんまり詳しいことは言えないけど、こういう筋の映画で「オレ、途中でオチが分かっちゃったよ~。だからつまんなくてさあww」みたいに言う人がいる。例えばクリスチャン・ベイル主演の『マシニスト』とか。確かに、「そのどんでん返しこそ全て」という作品なら、気持ちが分からなくはない。でも、この映画で観るべきところはそこではないと思う。じゃあどこって聞かれても困りますけど、『マシニスト』では主人公の果てしない孤独感を、本作では地球で待っている妻子へ愛情がいちばんのテーマではなかろうか。なかろうかって、アンタ。どう観ようと自由だよ馬鹿ッ。

サム・ロックウェルって、昔はなんとなくチャラい役の印象が強かった(個人的に好きな『マッチスティック・メン』とか『チャーリーズ・エンジェル』のせい?)のに、こういう役どころも上手いね。邦題もナイス。
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